マフェの故郷、セネガルはどういう国?
セネガルはアフリカの最西端に位置する、人口2千万人弱の国だ。フランスの植民地だったが、1960年に独立している。その歴史的な流れで公用語はフランス語だ。
首都はダカール。と言えば、『パリ・ダカールラリー』を知っている旧いモータースポーツファンや、『Zガンダム』でのシャア・アズナブルの演説を思い出すガンダムファンは「ああ、あのへんか」と膝を打つはずだ。
松屋のマフェはチキンがメインの具だが、セネガルでは魚が使われたマフェなどもある。米以外にもクスクス(小麦のショートパスタ)と組み合わされたりもするようだ。
松屋アレンジのマフェはピーナッツバターの風味が抑えめで、日本人の舌にも違和感なく馴染む。白米とよく合うのが特長だ。大阪万博の会場は遠いし、アフリカ大陸はなお遠いという人は、身近な松屋でセネガル料理を喫する機会を見逃さず、ぜひお試しいただきたい。
文/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。
写真/深澤紳一、松屋