新館のエコノミーツイン以上は、シモンズ製のベッド
全61室中、温泉付きの客室は11室、用意されている。新館のエコノミーツイン以上の客室のベッドは世界の高級ホテルで採用されている米シモンズ製。宿泊者は大浴場をはじめすべての休憩処が自由に使える。体にフィットする米発祥の有名なビーズソファ「Yogibo(ヨギボー)」が置かれたリラックススペースや、パソコン仕事ができるワーキングスペースなどもあって快適な滞在が可能だ。
日帰り入浴の基本料金は1480円だが、タオルや館内着なし・湯休みラウンジ利用なしのコースなら1080円。家の近くにこんな施設があったら、毎日でも通いたくなるだろう。
宿泊は別館6畳和室が最も安く、1人利用で5850円(消費税・入湯税込)、1室2名利用なら1人5350円~とさらに安い。写真下の新館「カジュアルシングルルーム」に1人で泊まると素泊まりで6350円〜、1室2名利用なら5850円〜。平日は夕食を4種類の和食御膳から選べて1泊2食でも9150円~。さらにHPからの予約でそれぞれ500円割引される。素泊まりの場合でも愛媛の「宇和島鯛めし」や、大麦の一種で愛媛が生産量日本一の「はだか麦」をブレンドしたうどんなどを食事処で食べられるので、館内で1日中、のんびり過ごすことができる。
夕食に会席のコースが出てくる1泊2食プランは1室2名利用で1万2150円〜と一般的な温泉旅館に比べてもリーズナブル。さらに、温泉浴槽が付く「和モダンツイン」や「半露天風呂付き和モダンツイン」「半露天風呂付き和モダンスイート」といった高級宿と同等クラスの客室もあり、アッパーな客室は3万円台〜の設定だ。
あかすりやパールエステで肌磨き
風呂の横には「あかすり処」が併設されている。あかすりは皮膚の表面に溜まった古い角質や皮脂を取り除くことができる健康法。この道25年のベテランのブラジル人女性が手袋をはめて、やさしく全身をなでると、ミミズのような垢の塊がごっそり出てきた。施術後の肌は驚くほどスベスベになる。料金は30分で4000円〜。
さらに、洗練されたエステサロンも併設されている。このサロンは愛媛県宇和島市の「さくら真珠」を使用している。顔の経絡(けいらく、つぼの筋道)を刺激することで、フェイスラインがひとまわり引き締まり、顔のトーンもワントーン明るくなる。フェイシャル40分で5940円〜、ボディは50分で7150円〜。メンズエステもあるので、男性も気軽に利用できる。