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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:こはくとう

琥珀糖は、寒天と砂糖を主な原料とする日本の伝統的な和菓子です。

寒天と砂糖を煮詰めて固めた後、数日間乾燥させることで表面に砂糖の結晶ができ、まるで宝石のような輝きを放つようになります。その美しい見た目から「食べる宝石」とも称されます。

外側はシャリっとした砂糖の結晶に覆われており、内側はぷるんとしたゼリー状の食感が特徴です。この独特の食感と透明感のある色彩が、視覚と味覚の両方で楽しめる魅力となっています。

保存性にも優れているため贈り物にもぴったり。瓶詰めにしてインテリアとして飾る人もいるほどです。

その見た目が「琥珀」に似ていることが名前の由来です。

琥珀は、太古の樹木から染み出した樹脂が、長い年月を経て化石化したものです。透き通るような輝きと、どこか温もりを感じさせる色合いが魅力で、宝石としても高く評価されています。

琥珀糖の歴史は、江戸時代にまでさかのぼります。

南蛮菓子としてポルトガル人が砂糖を使った菓子を日本に伝えたことをきっかけに、金平糖やカステラといった甘味が広まり、その流れの中で琥珀糖も誕生したと考えられています。

当時は「金玉糖(きんぎょくとう)」や「錦玉羹(きんぎょくかん)」などと呼ばれていましたが、時代の移り変わりとともに名称も変化し、現在では「琥珀糖」という呼び名が定着しています。

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『おとなの週末』Web編集部
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