店主の一条さん「日本のラーメン文化が世界に広がるのはうれしい」
「名店部門鶏白湯」で殿堂入りを果たした『MAIKAGURA』は、“King of 鶏白湯”と賞される人気店。2020年に鶏白湯部門2位で初登場し、2021年に1位を獲得。以来、一度も王座を譲らないまま殿堂入りとなった。
店主の一条さんは、神奈川県淡麗系の先駆的存在『中村屋』で7年間修業したのちに独立。2018 年 に『MAIKAGURA』で開業し独立、海外からの客も視野に入れつつ、東京らしいラーメンを追求し続けている。
『MAIKAGURA』の店舗で行われた授賞式では、殿堂入りのトロフィーが、名店審査員の元祖ラーメンクイーン、レイラさんから、一条さんに手渡された。
店主の一条さんは、「率直にうれしく、まだ信じられない思いです。TRYは高校生の時から読んでいて、2004年には自分が修業した『中村屋』がTRY大賞を受賞したんです。ずっと『自分もそこに並びたいな』と目標にして頑張ってきました」と、TRYへの個人的な思いを吐露。
続けて「今回、こうして部門5連覇で殿堂入りということで、非常にうれしく思います。ありがとうございました。3年くらい前から、海外でラーメンを作る機会をもつようになったんですが、現地のラーメンフリークがみんなTRYを持っているんですよ、自分が載っているページにサインを求められたりして、『海外でも、TRYは権威あるアワードとして認知されているんだなあ』と、私自身もうれしくなります。TRYを持ってお店に来てくれる海外の方も、けっこういるんですよ。そうやって、日本のラーメン文化が世界に広がっていくのは、すごくうれしいですね」と語り、殿堂入りの喜びをかみしめた。
レイラさんは、「殿堂入りおめでとうございます。いつもワクワクするようなラーメンを提供してくれるMAIKAGURAさん。卓越したセンスとたゆまぬ努力に頭が下がります。鶏白湯だけではなく、すべてのメニューが高レベル。今後も通わせていただきます。まだまだいろんな引き出しがある方なので、これからも楽しみにしていますね」と、一条さんのラーメン作りを高く評価した。