看板商品のハンバーグと相性抜群、ちょい飲みにもピッタリ
これらのこだわりを持って造られている「ドンキーハウスビール〈樽生〉」はピルスナータイプのビール。大きさは小(500円)、中(800円)、大(900円)と3種類あるが、小でも普通の中ジョッキほどの大きさだ。コク深さとスッキリさが両立していて、グイグイと杯が進んでしまった。
ちなみに「ドンキーフリー」(330ml・500円)というノンアルコールのビアテイスト飲料のレギュラーはピルスナーとスタウトの2種類。こちらも自社醸造でこだわって作られているので、よかったら試してみてほしい。
看板商品のハンバーグとはもちろん相性抜群だが、サイドメニューに中毒性のあるメニューが揃っているのも『びっくりドンキー』の魅力だ。
北海道に本社を置く同店ならでは、ご当地グルメの唐揚げ「ザンギ」を使った「ザンギ&ポテト」(650円)も魅力的だし、イカ唐揚げなどがのった「マーメイドサラダ」(L・600円)は彩りも豊かでいろいろな具材をいただける。
実は「びっくりドンキー」に行ったら絶対に食べたいと憧れていたメニューがある。それが素揚げしたブロッコリーに生姜の効いた特製醤油だれと自家製和風マヨソースをかけてオーブンで焼き上げた「ブロッコリーの箱舟」(520円)だ。
というのも、よく聴いている神戸のFMラジオ「Kiss FM KOBE」のDJで、“さかなのおにいさん かわちゃん”こと川田一輝さんと、やはりラジオDJなどを務める藤原岬さんが、この「ブロッコリーの箱舟」が気に入って食べていることを、番組の中などで話していたからだ。1人で1皿食べてしまいたいほどの美味しさだ。
あぁ、思い出したらまた飲んで食べたくなってきた。早いところ、友達を誘って「プロスト!」してきたいと思う。
小樽ビールHP:https://otarubeer.com/jp/
『小樽ビール銭函醸造所』
住所:北海道小樽市銭函3-263-19
電話:0134-61-2280
営業時間:平日9時~17時 ※1週間前までに電話またはメールで要予約
見学開始時間:11時、15時(各回1時間半のツアー) ※各回3組または20名が上限
見学料:2200円、小学生半額
交通:JR函館本線銭函駅から徒歩20分・タクシーで5分
『小樽ビール醸造所 小樽倉庫No.1』
住所:北海道小樽市港町5-4
電話:0134-21-2323
営業時間:11時~22時(21時LO)
交通:JR函館本線小樽駅から徒歩15分・タクシーで5分
※試飲なしのセルフ見学も可能(予約不要・無料)
※価格は販売エリアにより変動あり。文章中は2025年11月上旬、東京の価格を記載しています
文/市村幸妙
いちむら・ゆきえ。フリーランスのライター・編集者。地元・東京の農家さんとコミュニケーションを取ったり、手前味噌作りを友人たちと毎年共に行ったり、野菜類と発酵食品をこよなく愛する。中学受験業界にも強い雑食系。バンドの推し活も熱心にしている。落語家の夫と二人暮らし。














