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1999年に『銭函醸造所』誕生、全国の『びっくりドンキー』で飲める環境に

1999(平成11)年には『小樽ビール 小樽倉庫No.1』から車でおよそ20分の場所に『小樽ビール銭函醸造所』を開業。全国の『びっくりドンキー』(現在約350店舗)で、この『銭函醸造所』で醸造された樽生や瓶ビールが飲めるようになった。

『小樽ビール銭函醸造所』

『小樽ビール』で造られる多くのビールは、約10日間の1次発酵を終えると、6〜8週間ほどじっくりと0℃で低温熟成させる「ラガータイム」という工程に入る。『銭函醸造所』見学では、「ドンキーハウスビール〈樽生〉」の低温熟成に入って1週間程度のビールを飲ませていただいた。フレッシュさに加えて複雑味も感じてとても美味しいと思ったが、この時点ですでにアルコール度数は完成時の8割ほど、4%程度あるのだとか。ラガータイムを経ることで雑味のないスッキリとした味わいになるのだそう。

ヤングビールは若々しさがあって美味

『小樽ビール銭函醸造所』では、季節に応じたイベント(事前予約制・有料)が開催されている。詳細は最後に記している公式HPをぜひチェックしてみてほしい。

ホップを加える前の温かくて甘みのある麦汁も試飲させていただいた

『小樽ビール 小樽倉庫No.1』は予約不要、無料で見学可

小樽運河沿いに建つ、ビアパブ併設の小樽ビール醸造所『小樽ビール 小樽倉庫No.1』では、予約不要・無料でセルフ見学ができる。スタッフ対応可能時は、仕込み釜や発酵タンクの中を覗けたり、麦汁を試飲できたりすることもあるのだそう。

『小樽ビール 小樽倉庫No.1』の建物は、元々は穀物倉庫だったとか

『小樽ビール 小樽倉庫No.1』では『びっくりドンキー』とは異なる、「ピルスナー」、「ドンケル」、「ヴァイス」という3種のビールがレギュラーメニュー。その他、季節のビールも展開していて、例えば12月には「ボック」という長期熟成されたスペシャルなビールを提供するなど、これまで約20種類のビールを醸造している。

なお、毎週木曜日と土曜日は「プロスト!(ドイツ語で乾杯)」の日。2500円で2時間飲み放題だ。ビールはSサイズ570円なのでビール好きにとって、すごく魅力的だと思う。

『小樽ビール』の左から「ピルスナー」、「ドンケル」、「ヴァイス」
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看板商品のハンバーグと相性抜群、ちょい飲みにもピッタリ
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市村 幸妙
市村 幸妙

市村 幸妙

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