蕎麦の前にちょいと楽しみたい酒肴たち。穏やかな香りとすっきりとしたあと口で、それらの旨さをグッと引き立ててくれる酒がある。全量芋焼酎「一刻者」だ。ちょいとがたっぷりになっても、それも楽しい時間だ。
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選ばれる理由があるこだわりの全量芋焼酎
閑静な住宅街でひと際目を引く風流な一軒家。ここ『美善』は地元で長年愛される家族経営の蕎麦処だ。
2代目・川崎貴充さんの打つ蕎麦が評判で連日賑わうが、それと並んで人気なのがボリューム満点の料理。蕎麦屋の親しみやすい味は当然お酒を呼ぶ訳で。こだわりを持つ大人に選ばれているのが全量芋焼酎「一刻者」である。
最大の特長は芋だけで造るおいしさを追求していること。つまり麹まで芋、原材料全てが芋100%! 芋麹の開発には何と6年の歳月を費やしたという。

独特の華やかな香りとスッキリ上品な味わいは「うちで人気の天ぷらや玉子焼きなど、どの味にも合いますよ」と2代目の川崎貴充さん。
まさに写真の組み合わせで楽しむ人が多いとか。ちなみに「一刻者(いっこもん)」は南九州の話し言葉で〝頑固者〟を意味する。
頑固なまでに品質にこだわる造り手の想いは貯蔵環境にも及ぶ。それが宮崎の宝酒造「黒壁蔵」にある一刻者専用の石蔵だ。温度変化の少ない石蔵でじっくり熟成させ、上品な風味を保ちながら芋の良さを十分に引き出すのだそう。

会津産蕎麦粉にこだわる人気店『和み』店主、山崎祥平さんも「芋の旨みがしっかりありつつ飲みやすい。実は芋焼酎の中で一番好き」と太鼓判。「冬はお湯割りもいいですよ」。
ここぞとばかりに一献やれば、湯気と共に立ち上るふくよかな芋の香り、贅沢な甘み。ああ、深い余韻に溺れそう。
近年は甘い香りを追求し紫芋と橙芋をかけ合わせた新品種のさつま芋まで開発。その芋で造る「一刻者」を研究している。美味にこだわる〝頑固者〟が造り出す「一刻者」の深化は今後も続きそうだ。
■手打ち蕎麦と気風のいい料理が地元で評判の店 「そば処美善」(横浜・三ッ沢上町)
純和風の店構えは重厚な趣がありながら親戚の家で寛いでいるかのような居心地の良さ。
創業は45年ほど前、地元で有名な人気店だ。料理はご覧のボリュームで、「一刻者」をボトルで頼んで楽しむ人も多いとか。
蕎麦は南会津産の丸抜きを自家製粉して打つ二八が基本。「カレーなんばん」はまろやかな辛さに心身も温まる~。根強いファンがいる「とろろ」は千葉・多古町の上質なやまと芋を使用。粘りの強さが違う!
●そば処美善
神奈川県横浜市神奈川区神大寺3-2-5
TEL 045-413-6300
営 11時半~14時45分、17時~20時 ※蕎麦が売り切れ次第終了
休 月・第3火
席 全60席
カード 不可
交 横浜市営地下鉄ブルーライン三ッ沢上町駅から徒歩15分
■滋味深き美味と芋焼酎をじっくり楽しむ 「soba dining 和み」(神楽坂)
福島・会津産の蕎麦粉にこだわり、十割や二八の他に氷水に蕎麦を入れて味わう会津地方の食べ方「水そば」や食用シルク・赤米を配合したものなどひと味違う味を楽しめる。
写真の温蕎麦は季節メニュー。ツユがしみた愛媛の「松山揚げ」と伊勢の「あおさ」の風味がやさしく交わり、唐辛子&山椒がピリッと効いて小気味いい。
つまみは会津の郷土料理など滋味深き味。店主もお気に入りの「一刻者」で一献はいかが。
● soba dining 和み
東京都新宿区神楽坂3-2-31 2階
TEL 03-3267-5666
営 11時半~14時半(14時LO)、17時半~22時(21時半LO)※金は夜のみ
休 月
席 カウンターあり、全16席/夜は予約可
カード 可
交 地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩3分
全量芋焼酎「一刻者」
芋と芋麹で仕込む芋100%の本格芋焼酎。
試行錯誤で開発した良質な芋麹により、造り手の想像も超えた芋本来の華やかな香りと甘み際立つ上品な味わいを実現させた。自然豊かな宮崎県高鍋町の宝酒造「黒壁蔵」で造られている。
●問い合わせ/宝酒造 お客様相談室 0120-120-064 受付時間/9時~17時(土・日・祝日を除く)
※お酒は20歳を過ぎてから。ストップ飲酒運転。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。のんだあとはリサイクル。
■問い合わせ/宝酒造お客様相談室 0120-120-064 受付時間/9時~17時(土・日・祝日を除く)
撮影/浅沼ノア 取材/肥田木奈々








