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カレーおでんも名物、戦前に創業した老舗『高砂』

続いて、『黒百合』よりも20年ほど早く、1936(昭和11)年に創業した老舗『高砂』をご紹介します。まず外観が素晴らしい。老舗ならではの風格と美味しいお店オーラが醸し出されています。

高砂

中に入ると左にカウンターが並びます。長年磨かれた美しい木の輝きたるやため息が出そうです。訪問したのは17時くらいでしょうか。カウンターに座ってまず生ビールを頼みます。つづいて、「金沢ひろず」と「ふかし」を注文しました。「金沢ひろず」とは「がんもどき」のこと。

そして「金沢おでん」と入った「ふかし」は食べるのがもったいないくらい可愛い姿です。「ふかし」は魚のすり身を蒸した「はんぺん」にも似た食材で、油で揚げていないため出汁を吸いやすいのが特徴とか。

高砂(金沢ひろずとふかし)

おでんの次は「ぬた」と「いわし丸干し」をいただきました。「ぬた」は小肌でしょうか。ほどよい酸味でビールが進みます。同店は「カレーおでん」も名物ですので、是非味わってみてください。

高砂(ぬた)
高砂(いわし丸干し)
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2027年には創業100年!最古参の一店『赤玉本店』
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十朱伸吾 
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