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「1月9日」。今日は何の日でしょう?答えは「クイズの日」!昭和40〜50年代生まれなら、恐らくみんな知っているテレビアニメ「一休さん」(昭和50年10月〜57年6月までテレビ朝日系列で放送)。「一休さん」は、室町時代中期に実在した臨済宗の僧侶・一休宗純(いっきゅう・そうじゅん、1394~1481年)をモデルにし、さまざまな問題を「とんち」で解決していくという痛快ストーリー。そんな「一休さん」にちなんで「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合わせから、1月9日が「クイズの日」と言われています。

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ユーモアを交えつつ、機転をきかせた一休さん

絵本やアニメ「一休さん」の中に出てくる「屏風の虎退治」や「このはしわたるべからず」のとんち話は特に有名で、これは創作だという説もありますが、「これは1本取られた!」的なオチは、子供だけでなくむしろ大人の方が、「なるほど」と感心したものです。では、その「とんち(頓智/頓知)」とは一体なんでしょう? 調べてみると「その場に応じて即座に出る知恵」とのこと。

ちなみに、一休さんのとんち話をご存知ない方のために「このはしわたるべからず」を簡単にご説明します。

1月9日はクイズの日。一休さんにちなんで「とんち」を利かせよう!(photoAC)

「このはしわたるべからず」なのに渡れた理由は…

ある日、和尚さんのお使いであるお屋敷に向かった一休さん。お屋敷の手前の橋のたもとに何やら人が集まっています。そこには「このはしわたるべからず」と書いた立て看板が。みんなが橋を渡れず困っていました。一休さんはしばらく考えていましたが、ついに橋の真ん中を堂々と歩いて行きました。お屋敷から出てきたご主人は「こら!看板が見えないのか!」と怒ります。ところが、「はしを渡ってはいけないというから、はしっこではなく真ん中を渡ってきました」と言う一休さん。その言葉に「うううん。これは参った」とご主人。それ以来、ご主人が意地悪をすることがなくなったそうです。

「端渡るべからずだったので、真ん中を渡りました」で大人も降参(illustAC)

なんだか、言葉尻を捉えたあげ足取りにも聞こえますが、こういったことは日常の中にもたくさんあるような気がします。ただ、問題解決のためには視点を変えてみたり、物事の側面を見たりすることも大切なこと。

「とんち」が世界を救うかも?

最近、電車の中や路上などで、ほんのちょっとしたことで喧嘩が始まる場面を見かけることが多くなりました。世の中いろいろな情報や噂が溢れ、なんとなくみんながイライラしてしまうのもわからないでもありません。ともすると「カチン」ときてしまうことでも、こんなふうにとんちの利いた切り返しで、「上手にかわす」「上手に切り抜ける」ことができたら痛快だし、お互いに笑って済ませるしかなくなるのではないでしょうか。もしかしたら「とんち」が世界を救うかも!?

最後に余談ですが、ネット検索で出てくる一休宗純の絵が、ミュージシャンの忌野清志郎さん(1951~2009年)にしか見えないのは筆者だけでしょうか(笑)。研究家の間では、破天荒で自由奔放ながら聡明な人物であったと言われている一休宗純と清志郎さん、なんとなく共通点もありそうです。

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『おとなの週末』Web編集部
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