ちらしでわかる寿司店の仕事ぶり
肥「あと、私たちで担当したのが、かなり前の号まで遡り、本誌で紹介した店の中から選りすぐった“行きつけにしたい絶品店”。また改めてリサーチしてこれぞという店を再掲載したよ」
『寿司 高はし』寶にぎり6600円
菜「手前味噌だけど、さすがと言えるラインナップだった。日本橋高島屋(※高の字は本来、はしごだか)にある『すきやばし次郎』は、私のような庶民でも行ける気軽さで、寿司はもちろん甘く炊いたかんぴょうやおぼろを盛り込んだちらしも絶品。酢と塩だけの酸っぱいシャリにこの甘みが合っていて、ちらしのおいしさを改めて発見した」
池「そうなんだよ、ちらしってその店の大事にしてる仕事が詰まってる感じ。ひと口でネタを頬張る楽しみプラス、いい感じに味の入った椎茸とかかんぴょうがしみじみうめ〜って思う」
戎「わかります。ついつい握りに走りがちだけど、そこはグッとこらえて手を伸ばしてみるのも大いにありですな」
『蛇の市 本店』江戸前ばらちらし3850円
肥「私は『健寿司』に一票!ちゃんと仕事したネタでつまみも気が利いていて、なおかつ懐にもやさしくてと町寿司の理想。ここもやっぱり大将や働いている職人さんの清々しい接客も気持ち良くて、店全体に“いい気”が満ちている感じ」
菜「新店だった4年前の号で紹介した『鮨聖』は、さらに江戸前の仕事ぶりが進化していた。しかもカウンター7席だけっていうこぢんまり感も居心地良い。もはや夜はかなり先まで予約で埋まっているけど、昼はそこそこ空いているから、ランチで行くべし。とはいえ紹介した店が人気になっているのはうれしいことだよね」
肥「とはいえ、誌面の都合で絶品店をすべて紹介しきれなかったのは残念。板橋の店とか成城の店もよかったんですけどね」
戎「でもこの1冊が手元にあれば、寿司屋選びに困ることはないと自負してます。値段やシーンに合わせてお店を選んで欲しいです」
文/菜々山いく子、撮影/西崎進也(すし乾山)、浅沼ノア(高はし)、小島昇(屋台だるま寿)、貝塚隆(蛇の市)
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