江戸甘味噌の上品な甘みとコクを感じる伝統の味『食堂七彩』@都立家政
仙台や信州と同じく東京にも土着の味噌がある。それが「江戸甘味噌」。震災や戦争を経て蔵はほぼ消失してしまったものの、わずかに残った伝統の味をこの場所からラーメンで発信している。
Tokyo味噌1200円(味玉+250円)
丼になみなみのスープは濃い茶色。ストロングな味を想像していたら肩透かしを喰らった。まず舌を包むのは品のいいまろやかな甘み。続くほのかな渋みや米麹の熟成香が、親鶏や薩摩本枯節、伊吹イリコを煮込んだダシとスムーズに調和する。
存在感ある麺は自家製でしかも手打ち。なめらかな啜り心地から噛むほどに小麦の風味が立ってきて、それがまた味噌の風味を広げてくれる。江戸の庶民がどじょう汁や田楽で楽しんだというこの味噌も、今じゃこんなにも洗練された味わいに。
東京が生んだ味噌ラーメンがここにある。
店長:三次馨さん「酒のおつまみになるサイドメニューも豊富です」
[店名]『食堂七彩』
[住所]東京都中野区鷺宮3-1-12
[電話]03-3330-9266
[営業時間]11時半〜15時、18時〜翌1時、土・日・祝:11時半〜20時半
[休日]火
[交通]西武新宿線都立家政駅北口から徒歩2分




