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【7:00~】アゴダシ香るすっきり醤油につるもち麺が旨し『喜多方食堂 浅草本店』@稲荷町

きれいに澄んだスープからは心地よくアゴダシが香る。一尾一尾丁寧に焦がさぬように焼いて醤油に漬け込み、熟成したカエシがこの風味を呼ぶのだ。

蔵出し醤油ラーメン(鶏油)900円

『喜多方食堂 浅草本店』蔵出し醤油ラーメン(鶏油) 900円 豚と鶏のガラ、数種の節、野菜で取るスープがしっかり味を支える

醤油は喜多方・星醸造の数種を合わせて使っている。そのスープを気持ちよく持ち上げるのが、喜多方ラーメンらしい熟成多加水の麺で、表面はつるり、噛めばもっちりして何とも旨い。手製の鶏油がほどよくコクを加えているのだ。

醤油もいいが、同じく蔵出しの味噌を使う味噌ラーメンもよし。こちらは背脂がまったり感を与え、実にあったまるおいしさ。地元や場所柄観光の人も含めて、店はいつも朝から盛況だ。

『喜多方食堂 浅草本店』店主 金本聖二さん

店主:金本聖二さん「濁らぬように丁寧に取るダシも大事にしています」

『喜多方食堂 浅草本店』

[店名]『喜多方食堂 浅草本店』
[住所]東京都台東区元浅草4-7-15中澤第一ビル1階
[電話]050-1524-0904
[営業時間]7時(火のみ7時半)~15時
[休日]水(材料なくなり次第終了)
[交通]地下鉄銀座線稲荷町駅3番出口から徒歩4分

朝イチからスープで細胞が目覚めていく

荒「寒い、眠い……、実は朝からラーメンなんて気が知れないと思ってました。やっぱ飲んだ後の〆ラーでしょと」

池「若いな。でも朝ラーメンでしか味わえないものがあるんだよ。目覚めさせてくれたのは『麺創庵 砂田』だな」

荒「一体何が…!?」

池「朝イチ、まだ何ものにも染まらない体に入れるからこそ、澄んだコクと素晴らしい旨みのスープが五臓六腑に沁みる、沁みる。無化調のきれいな味も朝だからこそより鋭敏に感じられるわけで」

荒「そういえば池さん、心なしかツヤツヤしてます」

池「朝は体にいいもん入れな。朝ラーに感謝。帰りの巣鴨地蔵通りも清々しかったよ」

荒「僕も『砂田』の『朝かけ節中華』はど真ん中でした。かけ蕎麦みたいな節の香りが前に出てそれを動物系のスープが支えてる。やっぱ日本人は節系の香りにやられます」

池「あれ?朝はヨーグルトだけとか言ってなかった?」

荒「いやいや。ところで朝ラーの聖地って言われる場所があるのは知ってますか?」

池「喜多方や藤枝では昔から朝ラーメンが盛んらしいね。あとは豊洲みたいな河岸でもひと仕事終えたあとの熱々のラーメンは人気だよな」

荒「そうなんです。喜多方では昔は畑仕事のあとに食す人なども多かったとか。で、喜多方ラーメンといえば浅草の『喜多方食堂』ですよ。ふわりと立ち昇るアゴダシと醤油の香りに、もちもちで啜り心地のいい麺は、一気に食欲を刺激します。温かい汁物感覚で、体もぽかぽかになった」

池「朝イチに元気をくれる」

荒「なんですよ。しかも休みの日はちょっとつまんで、朝ラービールなんてのもあり」

池「く~、それもよき。にしてもあれだね、朝ラーはやっぱりスープが大事だね。で、友吾(荒川)の好みはダシのよく効いた醤油清湯系だと」

荒「ご当地蔵出し味噌を使った味噌ラーメンのちょっとまったり感も捨てがたいですが。あと、ずずず~っていきたいので、麺ののど越しも重視!」

池「喜多方ならではの熟成多加水平打ち麺ね。そういえば『砂田』は白河ラーメンをイメージしてるって言ってたし、わりと伝統的な中華そばタイプが人気ってことかな」

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クリーミーな豚骨醤油のコクがじわんと旨沁み!『洞くつ家』@吉祥寺
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『おとなの週末』編集部
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