美味しい桜の見分け方
桜を自分で摘んで使うという人は現在ではほとんど見られないため、私たちが手にする桜の多くは塩漬けなどの加工品になります。
花の塩漬けなら、つぼみがふっくらとして形が崩れていないもの、自然な薄桃色が残っているものがよい状態です。香りを確かめられるのであれば、ツンとした酢の角が立ちすぎておらず、その奥に桜特有の甘く上品な芳香がふんわりと漂うものを選んでみてください。
葉の塩漬けは、表面に破れや傷がなく、全体に均一なツヤがあるかどうかに注目しましょう。
良質なものは適度な厚みがありながらもしなやかな柔らかさを備えており、こうした葉は香り成分であるクマリンを豊富に蓄えています。
逆に、乾燥して色が抜けていたり、スジが目立って硬そうなものは、香りが弱く口当たりも損なわれているため避けましょう。
桜の注目栄養素
注目したい栄養素は、まず桜特有の芳香成分であるクマリンです。
おもに葉に多く含まれるこの成分は、気分を和らげてリラックスさせる働きがあるといわれています。古くから桜湯が祝いの席で供されるのも、その香りで気持ちを整え、穏やかなひとときを演出する知恵だったのかもしれません。
また、可憐な花びらにはサクラポリフェノールが含まれており、体内の酸化を抑える抗酸化作用が期待できます。この成分は、肌のハリを支えるコラーゲンの働きを助け、若々しさを保つエイジングケアの面でも注目されています。
さらに、葉に含まれるタンニンも見逃せません。お茶の渋み成分としても知られるタンニンには、抗菌作用や粘膜を引き締める働きがあり、昔は喉の不調を整えるために活用されることもありました。
↑上記にそのほかの「旬食材」をまとめていますので、ぜひご覧ください。








