■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:まいや
米谷は宮城県登米市(とめし)に位置する地域です。宮城県の北東部、岩手県との県境に近く、北上川流域の平地と山間部に広がっています。かつての登米郡米谷町にあたり、現在は登米市東和町の一部となっています。
名前の由来については諸説あります。有力な説は、その名の通り「米」の収穫量と集積に関係するという説です。
江戸時代、この地域は仙台藩の重要な穀倉地帯であり、北上川を利用して江戸へ送るための「米」が大量に集まる「谷(低い土地や集落)」であったことから米谷と呼ばれるようになったと伝えられています。
観光スポットとして知られるのは、米谷不老山(ふろうさん)にある「不老山正法寺(しょうほうじ)」です。
ここは奥州三十三観音霊場の第十四番札所で、古くから地域住民の信仰を集めてきました。境内には、登米市の有形文化財に指定されている歴史的な建造物や石碑が点在しています。
「油麩(あぶらふ)」は登米市の名物。小麦粉のタンパク質であるグルテンを揚げて作るこの食材は、肉が貴重だった時代に代用品として重宝されました。
米谷周辺の家庭では、この油麩を甘辛い出汁で煮て卵で閉じた「油麩丼」が定番の郷土料理として親しまれています。
また、北上川で獲れる「天然ウナギ」も、かつては米谷の特産品でした。現在でも地元の飲食店では、伝統的な手法で焼き上げたウナギ料理を提供しており、遠方から訪れる客も少なくありません。
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