嘉之助蒸溜所初のハイボール缶をひと足先に実飲
近年増え続けているジャパニーズウイスキーの蒸溜所の中でも、国内外で高い評価を受けている嘉之助蒸溜所。
2020年に取材で蒸溜所を訪れていた担当編集からニューボーン(完成途中のウイスキー)の段階でクオリティの高さを聞いていた。それもあって、酒屋で見つけた際は飛びついて購入した。
飲んでその意味がわかった私は、それ以降もバーで飲むこともしばしばあった。そんな嘉之助蒸溜所のウイスキーがハイボール缶を出すと知ったときは驚いた。
さて、そのハイボール缶、ひと足先にゲットしたので飲むことに。夕陽を思わせる洒落た缶には「9%」の文字。それだけ度数が高いということは、本格的な味が楽しめるであろうと想像がついた。
プシュッと空け、グラスに氷を入れて注いで飲む。嘉之助らしい芳醇な香りと奥深い味わいを、シュワっとした炭酸が押し上げる。この炭酸感は缶から直接飲む方がより顕著に感じた。
ハチミツのようなアロマとほのかな甘みに、ニッキや生姜を思わせるフレーバーが“和”を感じさせる。そして、ハイアルコールらしい飲み応えがあるから、この缶一本で満足できる。
食中酒よりも食後にのんびり飲みたい気分。チョコやドライフルーツ、これらが合わさったオランジットあたりでちびちびやるのがいい。
今回は家で飲んだが、「MELLOW LAND」に思いを馳せて夕陽を眺めながら飲むのもよさそう。風に吹かれてボーっと飲むとまた旨いだろうなぁ。
その際のペアリングミュージックは、サカナクションの『メロウ』をおすすめしたい。
1本660円と高級な部類に入るので、ひとりでまったりだけでなく、家族や友人との集まりに出すのもいい。GWの贅沢に、いつもよりちょっといいハイボール缶を飲んでみてはいかがだろうか。




