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醤油ラーメンに続いて、しおラーメン、担々麺も登場!

「2杯目、しおと担々麺がありますよ」というコールに、会場がざわつく。1杯につき3000円を募金箱に入れれば、醤油ラーメンのおかわりができるだけでなく、しおまたは担々麺も食べられるというのだ

募金箱に次々と3000円が投じられていく。飯田店主はじめ店主たちは全員ボランティアで参加、募金はすべて難民支援のために寄付される
募金箱に次々と3000円が投じられていく。飯田店主はじめ店主たちは全員ボランティアで参加、募金はすべて難民支援のために寄付される

しお」は鶏の旨みと魚介の香りがたまらない黄金スープに、フレッシュな小麦が香る平打ち麺がベストマッチ。華やかかつ奥深い一杯だ。

この日だけの特製しおラーメン
この日だけの特製しおラーメン

さらに『中村麺三郎商店』の中村店主が持参した芝麻醬とラー油を使って、即興で仕上げた担々麺も登場した。肉味噌は当日仕込んだ鶏チャーシューの端材と香味野菜を使用。香り高いゴマやスパイスの旨みが渾然一体となったスープが、プリプリの中太平打ち麺に絡む傑作に仕上がった。

辛さとシビレがあとを引く担々麺。おかわりにも特製ピンバッジがついてくる
辛さとシビレがあとを引く担々麺。おかわりにも特製ピンバッジがついてくる

難民の方々も一般の参加者も、思い思いのラーメンをすすりながら、みんなが笑顔。国境も宗教も、民族の枠も飛び越えて、ラーメンが人々をつないでいく

「ボクたちは『食べてくれてありがとう』だし、来てくれた方々も『ラーメンをつくってくれてありがとう』という気持ちのはず。こんな幸せな空間はないですよね」

28歳で「ラーメンの鬼」として知られる故・佐野実氏が打った麺に魅了され、まず麺を打つことから修行を始めた飯田店主。「僕たちが当たり前にラーメンを作れているのは、食材や器を使う道筋をつけてくれた先人たちのおかげなんですよね」
28歳で「ラーメンの鬼」として知られる故・佐野実氏が打った麺に魅了され、まず麺を打つことから修行を始めた飯田店主。「僕たちが当たり前にラーメンを作れているのは、食材や器を使う道筋をつけてくれた先人たちのおかげなんですよね」

「ラーメンの力で元気を届けたい、という想いで続けている活動ですが、『もっともっとおいしいラーメンをつくって、みんなに食べてもらいたい』という僕たちの原点を思い出させてくれるいい機会でもある。店主同士が情報交換しながらお互いに学べる交流の場でもあるんです。毎回、めちゃくちゃ店主たちの出席率が高いんですよ。僕も、若手たちからいろいろ学ぶところが大きいです」

私たちにとっては、おいしいラーメンを食べて難民の方々と交流し、支援もできる絶好の機会でもある。この活動は今後も続けていくというから、ぜひ「アルペなんみんセンター」のSNSをチェックしてみよう。

取材・撮影/萩原はるな

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萩原はるな
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