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覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
【PR】マッキー牧元のポテサラ酒場 第1回 コクが際立つ絶妙の味付け 渋谷『松濤はろう』

【PR】マッキー牧元のポテサラ酒場 第1回 コクが際立つ絶妙の味付け 渋谷『松濤はろう』

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧元氏。「ポテサラ学会」の会長でもある氏が、ポテサラが旨いと評判の店に足を運び、その美味しさを伝えるコーナーの第1回です。

渋谷『松濤はろう』

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧元氏。「ポテサラ学会」の会長でもある氏が、ポテサラが旨いと評判の店に足を運び、その美味しさを伝えるコーナーです。

ポテトサラダ=家族愛に満ちた味

「メニューを見て、まずは季節のもの、他のお店にないものをチェックするんです。それで店の個性や考え方がわかるでしょ。あとはアレ。メニューにあればもう、自動的に必然的に頼んでしまうんだよね」
 とは、美味しい料理がある、すごい料理人がいると聞けば、国内外を問わず喜び勇んで出かけてしまう食いしん坊であり、また常に感動が待つひと皿を探すタベアルキストでもあるマッキー牧元氏。そんな彼が、一も二もなく注文するアレとは、素朴で家庭的でメニューの中のいぶし銀的な……そうポテトサラダだ。

「みんな子どもの頃から好きで、食べるとホッとする安心感があるでしょ。しかもよくよく考えてみれば、ジャガイモが父親、マヨが母親、キュウリやニンジンは子供で、卵が祖母。そんな風に家族愛に満ちた味の構成にもなっているんですよ。だからおじさんの精神安定剤にぴったりっていうかね(笑)」
 そんなマッキー氏は、ポテサラへの愛情が深くなりすぎ、ついには「ポテサラ学会」なるものを設立し会長に就任。ポテサラの魅力の普及にも尽力している。

 さて、渋谷区松濤。東急本店の裏手を進み、喧騒から離れた一角に、酒と和食の店『松濤はろう』はある。大将の井上隆之氏と女将の仁美さん、夫婦二人で営む隠れ家的な和食店。刺身、煮物、揚げ物など奇をてらわない、しかし丁寧かつアイデアに富んだ料理と、料理に寄り添う厳選されたお酒。さらに店構えの端正さとは裏腹に、家庭的な居心地の良さもありと、全ての面において満足させてくれる店だ。そんな『松濤はろう』のポテサラは、やはり他店にはないアイデアが混ぜられていて、美味らしい。そんな評判を耳にしたマッキー氏。さっそく足を運んだのはいうまでもない。

 6月某日。『松濤はろう』の白木のカウンターにマッキー氏の姿があった。手にしたグラスにはきめ細やかな泡が立つサッポロラガー、通称「赤星」が注がれている。ビールを楽しみながら、ポテサラとのご対面の瞬間を待つ。

「赤星」に昭和のビールの栄光を見た

サイコロ状にカットしたベーコンを炒め、仕上げにバターを加える(左)玉子が多めのポテサラに、たっぷりとベーコンをのせるが『松濤はろう』流(右)

 ところでマッキー氏、この「赤星」にも思い入れがあるのだという。
「ビールを飲んだ! という味わいが好きで、昔、よく飲んでいたんです。大瓶でね。今飲むと昭和のビールの栄光が感じられて、店にあれば必ず頼むんですよ」

 グビリと飲んで、笑顔になるマッキー氏。そして3杯目を注ごうとしたところで、待ちに待ったポテサラの登場だ。

マッキー流ポテサラの流儀

「ポテトサラダ」(756円)

 ベースはジャガイモとゆで卵。そこにキュウリのスライスが入り、味付けはマヨネーズというシンプルな構成。しかし、そこにサイコロ状のベーコンがゴロゴロと乗り、隠し味に牛乳で煮た後に潰したニンニクと焦がしバターが使われているという逸品だ。

 そんなポテサラを前に、目がなくなるほどの笑みを浮かべるマッキー氏。しかし、すぐに箸を伸ばすわけではない。まずはポテサラの器をうやうやしく手に取ると鼻先へと運ぶ。
「最初にポテサラの匂いを楽しみます。あぁ、ジャガイモやベーコンがいい香り。次にその盛られた姿をじっくりと愛でるのです。ゆで卵が多めな色合いがいい感じですね」

 と、鼻と目で十分に堪能した後、いよいよ箸をポテサラへ。
「ただしその味を知るために、ひと口目はジャガイモのみを取って食べるんです」

 自身の流儀に従って、ゆっくりと慈しむようにジャガイモを食べるマッキー氏。そしてふた口目はベーコンと一緒にポテサラを食べる。
 「ベーコンの旨み、香り、食感が玉子多めのポテサラのいいアクセントになっているね。例えるなら、ベーコンは今はしっかりと真面目になった、元ヤンチャな甥っ子って感じかな(笑)。アイデアのニンニクもコクを加えていて、噂通り、実に美味しいね」
 その顔には笑みが浮かびっぱなしだ。

ポテサラの奥深さに感服!

 もう一度同じ食べ方をして、今度はビールをゴクリと飲む。
「オォ、赤星を飲むことで、ニンニクとベーコンの香りが引き立ちますね。しかも三者が絡んで味をより深め合うだけでなく、赤星がポテサラ全体の甘みとコクも引き出してくれますね」
 と、それまでの笑顔が驚きの表情に変わる。

「食事に負けないしっかりとしたコクある味なんですが、香りは料理を邪魔しないほどよさ。懐の深い赤星は私の料理によく合うんですよ」
大将が加えた言葉に、マッキー氏も大きく頷く。

 ベーコンとポテサラを一緒に食べたり、ベーコンを食べてからポテサラを食べたり。赤星と共にいろんな楽しみ方をしながら、きれいにポテサラを平らげたマッキー氏。
「昔はポテサラの差って、ジャガイモの潰し方の違いくらいしかなかったんですよ。それが今では、ニンニクや焦がしバターを加えてコクを出したりと、店によって個性がバラバラで、美味しさもバラエティに富んでいる。ポテサラはますます奥深い食べ物になってきてるね」
 としみじみしながらも、「次はどんなポテサラに出合えるのか、ホントに楽しみですねぇ」と目を輝かせるのでした。

●マッキー牧元
タベアルキストを自称して早30年。ひたすら美味しいものを食べ歩き、それを生業とすべく小誌の連載「おいしい往復書簡」のほか、各誌で活躍するコラムニスト。また食雑誌『味の手帖』編集主幹でもあり、近著に『出世酒場』(集英社)がある。

お酒担当、燗番の女将・井上仁美さん(左)松濤のはずれにある、隠れ家的なお店(右)

 丁寧に作られる料理の数々は派手さはないものの、アイデアに富み、口に運ぶとその美味しさに驚かされる。お酒はメインが日本酒で、料理に合うものをと、全国から厳選したものを揃えている。1合756円〜。ビールはサッポロラガー(中)756円とヱビス小瓶756円を用意。ベーコンがどっさりと乗る「ポテトサラダ」756円のほか、燻製にした豚肉で作る「ハムカツ」972円、「甕蒸し牛すじ」756円なども名物。

撮影/西﨑進也

2016年11月29日公開

マッキーさんのポテサラ酒場の過去記事も読める!
【サッポロラガービールのおいしい情報が満載!「赤星★探偵団」はコチラ】
https://www.akaboshi-tanteidan.com/

このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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