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正解:アザミ
アザミは、北半球を中心に広く分布するキク科の植物です。日本でも野原や道端などでよく見られ、鮮やかな紫色の花を咲かせる一方で、触れると痛い鋭いトゲを持っています。
モリアザミなどの根は、「ヤマゴボウ」の名で漬物の原料として流通しています。植物学上のヤマゴボウはヤマゴボウ科に属する有毒の別種ですが、市販されている「ヤマゴボウのみそ漬け」や「しょうゆ漬け」の多くには、このアザミの根が使われています。
名前の由来には諸説あります。もっともよく知られているのは、美しい花に引かれて摘もうとすると鋭いトゲに刺され、「欺かれた(あざむかれた)」ように感じることから、「アザミ」という名前になったという説です。
このほか、トゲに刺されて驚く様子を表す古い言葉「あざむ」が語源になったとする説もあります。
漢字の「薊」は、鋭いトゲを持つ植物の特徴を表した文字とされています。漢字の成り立ちには諸説ありますが、草冠の下に「魚」と「刂(りっとう=刀)」を組み合わせ、魚の骨や刀を思わせる鋭いトゲを表したとする説が知られています。
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