■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:ほうちょう
鮑腸は、大分市の戸次地区に伝わる郷土料理です。鮑はアワビのことですが、実は、アワビなどの海産物はいっさい使っておらず、小麦粉を練って作る手延べうどんのような麺料理のことです。
名前の由来には諸説あります。ひとつは、戦国大名・大友宗麟にまつわる逸話です。
宗麟は大の鮑の腸(肝の部分)好きで、アワビが不漁だったとき、家来が小麦粉を練ってアワビの腸に似せたものを作り、宗麟に出したことが由来という説があります。
うどんとの大きな違いは、切るのではなく、手で延ばして作ること。長いものは2m以上にもなります。この製造技術は大分市の無形民俗文化財に指定されています。
ゆでた麺を器に盛り、干しシイタケやイリコで出汁をとった汁につけて食べます。薬味としてネギや生姜、そして大分ならではのカボスをキュッと絞ると、素朴な小麦の甘みに爽やかな香りと酸味が加わり、いくらでも食べられてしまうほどの美味しさです。
【何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!】

