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撮り鉄の「食」の思い出(73)家中食・特別編 根室本線白糠の羊肉の料理を楽しむ[その1]/2008年~2020年

撮り鉄の「食」の思い出(73)家中食・特別編 根室本線白糠の羊肉の料理を楽しむ[その1]/2008年~2020年

今回は車中食ではなく、家中食。 撮影に出かけられない2020年の初夏、北海道根室本線沿線にある白糠の羊牧場から羊肉を譲っていただき、たっぷりと時間をかけて趣味の料理を心行くまで堪能しました。

家中食・特別編 根室本線白糠の羊肉の料理を楽しむ/2008年~2020年


今回は車中食ではなく、家中食。

なんと2回に渡ってお届けします!


撮影に出かけられない2020年の初夏、北海道白糠の羊牧場から羊肉を譲っていただき、たっぷりと時間をかけて趣味の料理を心行くまで堪能しました。


根室本線は、帯広や釧路、根室を結ぶ道東の幹線です。

そのなかでも、浦駅幌~白糠駅の区間は沿線の景色の素晴らしさでたびたび訪れます。

海に面して走る区間、深い山間を走る区間など風光明媚で季節感も抜群です。

根室本線が海に面して走る(2009年撮影)


根室本線の白糠駅の隣に古瀬駅という駅がありました。

この駅が乗降客の極端に少ない秘境駅でした。

もともとが信号所だけあって、長い貨物列車もすれ違いができる長い線路がある一方、ホームは木造りの小さなもの。

国道からも離れていて静かな駅でした。

この駅も、残念ながら2020年3月のダイヤ改正で廃止されてしまいました。

白糠駅の隣の古瀬駅(2012年撮影)

ホームは、木で作られている(2011年撮影)

各駅停車と特急のすれ違い。
この各駅停車は、当時日本一長い距離を走る列車だった(2011年撮影)

ここからは、根室本線沿線の羊と羊料理のお話しです!


ここから、お話は羊に向かいます!

この古瀬駅が距離的に最も近い場所(それでも10Kmくらい、通常は特急が止まる白糠駅がちょっと遠いですが「最寄り駅」と言います)に、羊牧場「羊まるごと研究所」があります。

通称「ひま研」と呼ばれています。

白糠の羊牧場、
通称「ひま研」(2006年撮影)


ある年の夕方、根室本線の沿線撮影中に天候が悪くなってきて、早めに切り上げたときに、ヒツジマニアのヨメの希望でこの牧場に立ち寄りました。

きれいな羊と風景、なにより羊飼いの酒井さんの楽しさ、深さでどっぷりとハマり、それから十数年楽しく遊んでもらっています。

美しい羊と羊牧場(2008年撮影)

近くにある、はるにれの木(2016年撮影)

ときにはタンチョウヅルも来る(2015年撮影)

羊飼いの酒井さん(2008年撮影)

酒井さんが、モンゴル修業の折に持って帰った
ゲルの前で馬頭琴をひく。
※普段やっているわけではありません……(2013年撮影)


(※この羊まるごと研究所は観光牧場でなく、生産牧場なので見学はご容赦ください)

ちょうど今回の自粛生活が始まったころ、ひま研から羊肉を譲ってもらうことができました。

ここの羊肉、とにかくおいしいんです。

いちばんおいしく食べるのは、焼肉で塩コショウ、塩ゆでにしてたれ(中華のシュウパウロウ)につけて食べる方法なのは間違いないのですが、今回は、今までやってみたかった料理を片っ端から作ってみました。

結局全13品になりました。


<主な素材>

送ってもらった肉と、自宅や近所で手に入れた素材です。



焼き肉用カットの羊肉 

煮込み用カットの羊肉 

骨付き羊肉

羊骨

庭で野生化したローズマリー、
ローレル

山椒の葉

毎年、自宅近所の露店で買っている
タケノコ

足寄の羊牧場のチーズ(第8回参照)

まずは、下ごしらえから……!



まずはスープづくりです。

羊骨を下茹でして、
香味菜と鍋で煮込む。

水7リットルから始めて、
2リットル位になるまで、強火で約6時間。
(普段だったら、なかなか難しいですね)


こんな、長時間に及ぶ煮込みは、普段ではできないです……。

そして、乳化してきて粘りが出たら完成。


骨に残った肉をしっかりと取る。
(この肉は後で使う)



次に、骨からはずした肉を3分の1に分ける。

・そのまま使うもの。
・羊ミートソースにするもの。
・羊味噌にするもの。

 に分けます。

絶品! 羊ミートソース

骨からはずした肉を、
フードプロセッサーで荒く砕く。

鍋に白ワインとローズマリー、
ローレルを入れて煮る。

香りが移ったら、香草を取り出して、
肉と市販のピザソースを入れて煮込む。


粘りが出たら完成!

羊ミートソース完成。

すべての食材と相性抜群! 羊肉味噌

ミートソースと同じ、骨からはずし砕いた肉と日本酒、
信州味噌(が冷蔵庫にあったので)、
甜面醤、みりん、砂糖を入れて中火にかける。

香ばしさが出てくるまで火にかけて、
刻んだ山椒の葉を投入。


軽く混ぜて完成。

肉味噌完成。

そして、たけのこも下処理を!

買ってきたタケノコの頭をカット。

十字に包丁を入れて、
糠と鷹の爪を入れて煮る。


竹串がさっと刺されば火を止めて、冷えるまで放置。

皮をむいて、下処理は終了。

下処理が完了した
たけのこ。


さて、ここから本番の料理開始です。

長くなったので、続きは次回……!








佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。

このグルメ記事のライター
佐々倉実@まとメシ

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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