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明治時代の屋台をルーツに持つこの店が、神田に店を構えたのは昭和23年(1948)のこと。4代目・取出隆二氏は「変えないこと、変わらないこと」をモットーに、伝統の江戸前寿司で多くのファンを惹きつける。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

神田笹鮨(最寄駅:神田駅)

昭和が香る神田の町で長年愛され続ける伝統の味にほれぼれ

シャリは佐渡島産のコシヒカリを使用。長年愛用する特製釜で炊き上げ、やや固めの仕上がりに。酸味、甘みのバランスに優れたキリッとした味わいが、寿司ネタを引き立てる。扱うネタはすべて天然モノ。中でも光るのは、やはりひと仕事したネタたちだ。しっかり〆た小肌、甘いタレに漬けた煮帆立、柔らかな煮イカや穴子など。鮮やかな手付きで仕上げる握りか、美しく盛り付けた吹き寄せ風のちらしか。どちらを選んでも、粋な江戸前を堪能できる。

中すし

3300円

写真手前左から玉子、イクラ、穴子、紋甲イカ、天然真鯛、本マグロの中トロ、真カジキの赤身、キュウリとカンピョウの巻き物。煮切りはつけないのがこの店の流儀だ

中ちらし

3300円

小肌、煮イカ、煮帆立など、江戸前の仕事ネタが満載。握り、ちらし共に内容は仕入れや季節で異なる

お店からの一言

四代目 取出隆二さん

「昔ながらのスタイルの寿司をぜひ、食べにいらしてください」

神田笹鮨の店舗情報

[住所]東京都千代田区鍛冶町2-8-5 [TEL]03-3252-3344 [営業時間]月・火17時~21時半LO、木~日11時~13時半LO、17時~21時半LO ※ランチタイム有 [休日]水 [席]カウンターあり、全20席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し代500円別 [交通アクセス]JR山手線ほか神田駅東口から徒歩2分

電話番号 03-3252-3344

撮影/大西尚明 取材/松田有美

2020年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

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おとなの週末Web編集部
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