JR向日町駅を出ると目の前に激辛マスコット〈からっキー〉像が目に飛び込む。
冷やし担々麺も人気のメニュー。こちらはコク深いゴマベースの細麺でチャーシューやエビが乗りボリューム満点。
激辛メニューは、3辛から100円ずつUP。担々麺以外にもマーボ豆腐やエビチリ、担々五目麺などを激辛メニューとして注文できる。
激辛担々麺のお持ち帰り用は、店頭のほかネット通販もあり。「麒麟園 担々麺」(3食入り、1,890円税込)。麺と鶏ガラベースの濃厚スープに特製肉味噌、ジョロキアパウダーがセット。
創業は1966年。店名の前につく(純)は、本格的な広東料理を出す証だ。父の跡を継いだ2代目の宮路亮さんが、激辛商店街の会長も務めている。
たけのこ商品が並ぶ中にからっキーを発見。お湯を注ぐだけで楽しめる粉末の〈とうがらし梅昆布茶〉(スティックタイプ15本入り、594円・税込)は身体が温まり冬に重宝しそう。
〈とうがらし梅昆布茶〉はそのまま飲む以外にも利用できる。「おすすめは焼酎のお湯割り。ペペロンチーノの味付けにも便利ですよ」と長谷川さん。
京都南西の乙訓(おとくに)の地、物集女(もずめ)の山にあるよく手入れされた竹林で、竹の子が頭を出す前に掘り起こす自慢の筍。収穫のシーズンは店で朝掘りの筍販売もしている。
もともと料理屋などに卸していた上等なたけのこ。根本からきれいに獲れないものは出荷できないため、水煮に加工して売り出したのがお店のはじまり。〈筍ご飯の素〉(化粧箱入り、2~3合炊き用、1,112円・税込)。
竹林をモチーフにした店内は筍を使った特産品と梅こぶ茶の販売、奥には自家焙煎のコーヒーを提供する『unknown cafe』を併設。
〈激辛ベリーロールパンケーキ〉(690円・税込)。パンケーキは北海道産の小麦粉に深煎りの玄米粉を足したもの。激辛じゃない、ほうじ茶ティラミス風やはちみつレモンホイップのロールパンケーキもあり、香ばしい生地ともちもち食感がおいしい。
ランチにも激辛メニューあり。〈カランチ〉(1,089円・税込)は、激辛ソースをまとった唐揚げとキムチコロッケとのランチプレート。サクサクの衣にじゃがいもの甘みとキムチの辛みがマッチ。プラス400円でサラダとドリンク、ミニデザートもつく。
1階のほか、2階には座敷が二部屋あり、子連れでも気兼ねなく過ごせる。店の裏手のガーデン席はペット連れのご近所さんに人気のスペース。
店長の濱渦晃代さん。パンケーキ、シフォンケーキやパフェ、アフタヌーンティーなどスイーツメニューが充実。お客さんに「料亭みたい」と評された出汁がじゅわっと染み出すだし巻き卵もぜひ。
ぐるっと歩いて1時間半程度。竹林からこぼれる日差しも気持ちがいよく散策が心地いい。
小径沿いの竹垣はエリアによって形状が異なる。8種類あるそうで、それぞれの個性を楽しんでみてほしい。
『京都市洛西竹林公園』に隣接する「子供のひろば」に集まる子供たちは自転車に乗ってやってくる。レンタサイクルやシェアサイクルでサイクリングを楽しむにもいい場所だ。
〈激辛地獄焼きそば〉(1辛792円~・税込)。ソース焼きそばはウスターソースの底にあるオリ(ドロ)に調味料を加えた、特製ドロソースが味の決め手。喉が痛む辛さに汗が噴き出す。
〈ハバネロ塩味 もも焼き〉(1辛935円~・税込)は、鶏もも肉1枚を使ったボリュームたっぷりの一品。皮目をパリパリに焼いて、じっくり蒸し焼き。
1辛20円ずつUPで5辛まで。カウンターの鉄板でハバネロ・パウダーを振ると香りが漂いはじめる。カウンター3席、お座敷3卓の小さい店なので、居合わせた人は道連れに。
店を切り盛りするママこと山田かおるさん。「辛みを和らげるにはカルピスがおすすめ」とアドバイスしてくれた。