冬の京都でパワーをいただく 【画像】初冬は散りもみじもキレイ!お寺の庭は癒される… #京都#大原#寺#庭園#旅行 記事に戻る 集落を流れる鴨川の支流・高野川は清流で知られ、夏はホタルの名所としても知られている『三千院』の玄関口となる「御殿門」。自然石を巧みに組み上げた石垣は近江の石工集団・穴太衆(あのうしゅう)によるもの客殿には竹内栖鳳(たけうち・せいほう)ら京都画壇で活躍した近代日本画家たちの奉納襖絵を見ることができる「聚碧園」は江戸時代の茶人、金森宗和(かなもり・そうわ)の修築と伝わる。東側は山肌を利用し、南側は池庭になる「有清園」は国宝阿弥陀三尊像を安置する『往生極楽院』を囲むように造られた池泉回遊式庭園絨毯のように広がった一面の苔庭に、春はヤマザクラとシャクナゲ、夏は深緑、秋は紅葉、初冬は散りもみじが美しい『往生極楽院』の南側には弁天池と枯滝の石組みがあり、周囲には彫刻家の杉村孝(すぎむら・たかし)氏による「わらべ地蔵」が優しく微笑む『三千院』の弁財天は「京の七福神」のひとつ。京都では「七福神めぐり」が盛んで特にお正月に親しまれている実は『三千院』はおみくじ発祥の地。平安時代の天台座主、元三大師(がんざんだいし)が作ったのが始まりとされる額縁庭園で有名な『宝泉院』。書院からの四季折々の眺めが素晴らしく、小さなお寺ながらいつも賑わっている縁側から突き出る2本の竹は理智不二(りちふに)と名付けられた水琴窟。二連式の珍しい水琴窟の音色が来院者を癒します立ち去りがたいという意味が込められた「盤桓園」。名の通り人々を惹き付ける美しい空間で心が浄化されるようお抹茶とお菓子は拝観料に含まれており、お庭を眺めながらいただける新たな名所「宝楽園」は回遊式の枯山水。太古の海をイメージした底地に立体的な石組みが神仏の世界を表している客殿の格子から覗く「鶴亀庭園」の鑑賞も忘れずに。こちらは江戸中期につくられたお庭で、池の形を鶴に、奥の築山を亀に見立てている 記事に戻る おみくじ創始者の言葉をいただく!京都・大原で名庭を愛でる寺めぐり