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東京・中目黒駅周辺は、お花見シーズンになると目黒川沿いに咲く桜を眺めに多くの人が訪れる人気のエリアです。目黒川に面した広場「FUNAIRI-BA(フナイリバ/目黒川船入場 広場)」では、約1万個のエコカップを活用して中目黒の桜開花時期の”使い捨てプラスチックゼロ”を目指した「ナカメチャレンジコップ2023」が2023年4月7日(※エコカップがなくなる)まで開催されます。今回、お花見を楽しみながら”エコ”な取り組みができてしまう「ナカメチャレンジコップ2023」初日の3月21日に参加しました。エコカップの利用方法とキッチンカーグルメをご紹介します。

東京の桜の名所として多くの観光客でにぎわう目黒川の桜並木(2023年3月21日撮影)

目黒川を覆う桜の花の美しさ 東京を代表するお花見スポット

世田谷区から目黒区、品川区を流れ東京湾に続く目黒川沿いには、約800本の桜が植えられおり、桜の枝先がアーチ状に川を覆って続く景色がとても美しい春の観光スポットになっています。今年の東京の満開は3月22日と言われており、平年より9日間早いようです。

「ナカメチャレンジコップ2023」は、環境に配慮した製品の販売やごみ削減のプロデュースなどを手がけているアサヒユウアスと、中目黒駅周辺地区街づくり協議会を母体とする街づくり会社・一般社団法人ナカメエリアマネジメントと共催のイベントです。

エコカップを利用してお花見が楽しめる「ナカメチャレンジコップ2023」

会場となる「FUNAIRI-BA(フナイリバ/目黒川船入場 広場)」は、中目黒駅から目黒方面へ山手通りを歩いて約5分の場所にあり、広場の脇には目黒川が流れ、穏やかな雰囲気を感じられる憩いの場。様々な催しなどが開催されるスペースにもなっています。

木材由来と樹脂、スチール、アルミ 素材の異なる3種類のエコカップ

このイベントは、お花見シーズンに大量に出る”使い捨てプラスチックカップ”ゴミの削減と、桜を楽しみながらプラスチックゴミの削減や、フードロス削減などサステナブルな取り組みを”自ら実践してもらうきっかけ”になることを目指しています。

会場内で使用するドリンクカップは、木材由来の繊維と樹脂で作られたリユースできるエコカップ『森のタンブラー』(アサヒユウアス)と、鉄の高いリサイクル性を活かしたリサイクル型スチールカップ『ECOFeel CUP』(JFEスチール)、アルミ缶と同じ素材でできた永久循環が可能な『アルミカップ』(UACJ)の3種類です。『ECOFeel CUP』と『アルミカップ』が同じイベントで活用されるのは今回が初めてです。3種類合計で約1万個が用意され、カップがなくなり次第イベントは終了します。

(左から)「森のタンブラー」、「アルミカップ」、「ECOFeel CUP」

カップの利用方法は、各キッチンカ―で貸出をしていて500円かかりますが、返却をすると戻ってくるデポジット制です。カップの回収や利用できる店は、この広場以外にも目黒川沿いや中目黒駅周辺の協力店があり、その情報や詳細はカップについたQRコードにアクセスすると確認できます。

カップにQRコードが付いています
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大島あずさ
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