2023年7月号の『おとなの週末』で「浅草ランチ」特集を担当した、編集・戎、ライター・岡本、本郷、松田が調査を振り返ります。
3大原則に従って混雑回避で臨めば満足いく昼が訪れる
松「いや~、よかったよかった、本当によかった」
戎「良店ばかりでしたもんね」
松「それもそうですけど、街に人が戻って活気が出てきて、本当によかった!」
岡「特にインバウンドの力がすごい!外国人だらけです」
松「GWを挟み、三社祭もあった今回のリサーチ&取材期間。なんでこのタイミングで?と思ったけど(苦笑)、なるべく混雑を避けるべく、私的3大原則を作ってみました」
戎「おっ、なんですか?」
松「超有名店と付近は避ける。雷門あたりは避ける。ランチのドピークは避ける。以上!」
本「わかる!仲見世はものすごく人が多かったけど、少し離れた観音裏エリア、西浅草・合羽橋エリアは週末でもさほど混んでいませんでした。結果、今回取材した4軒中3軒が国際通りを超えたエリアのお店になりました」
戎「混雑回避の観点からしてもいいですよね。浅草のひとつ手前の田原町駅で降りて国際通り沿いを歩き、西浅草方面へ向かうとスムーズです」
本「あのあたりは、私が取材した『ワズン』、『フルール ド サラザン』、『ラ マニビーンズ』があります。いずれもひとりまたはご夫婦でやっている、いい規模感のお店。こういうところがポツポツとあるのも魅力です」
松「私が取材したインド料理の『ガヤバジ』も西浅草エリア。北や南はポピュラーだけど、西インドというのに惹かれました。サラサラ系のカレーが多く、あっさりしているけど、各食材やスパイスの香りがしっかり。食べ進むごとに満足度が上がって、おいしかったなぁ」
岡「個性派の店、多いですよね。今回改めて名店が揃っているのと同じくらい実感した」
戎「老舗=和食が多い印象がありますが、意外と世界各国の料理が揃ってます。あと、街の賑わいがウソみたいに落ち着いた店内の店も多かった」
岡「『noura』がまさにそれ。まず往年のパリのビストロを思わせるメニュー構成にうっとり。それがモダンな店内で、ランチで、しかも浅草で食べられる喜び。実は家から近所なのがわかり、うれしい発見でしたよ」
戎「創業40年になる『ラルース』のクラシックな雰囲気もよかったですよね」
岡「そう。『ラルース』では、オリジナルの『ピロシキ』にも感動した! ふんわりした生地が軽やかで、具はぎっしりで旨みたっぷり。お土産にできるので、ランチ帰りにぜひ持ち帰ってほしい」
戎「ジャンルが多彩で、価格帯も幅広い。日本を代表する観光地のひとつ、浅草の懐の深さを再認識しました。3大原則を活用して、満足いくランチをお過ごしください」
撮影/西崎進也(La Manie BEANS)、貝塚隆(noura)
※2023年7月号発売時点の情報です。
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