リサーチや取材に、独自の食ライフを加味して特集のテーマを決めていく「おとなの週末」編集長・門脇。どんな店を訪れ、どんな料理に舌鼓を打つのか。 編集・武内、ライター・飯田が、編集部員も知らない、彼の食ライフを覗き見です。順位がつけられないので全店が1位というベスト10を伺いました。
編集長・門脇宏の「2023年、本当に美味しかったもの」
かどわきひろし/歳のわりに肌がツヤツヤ(テカテカ?)しているといわれる。コラーゲンって大事やね
【1】対馬穴子の炙り焼きカルダモンの香り 2400円『ビストロシンバ』@銀座
テーブルに到着した瞬間、カルダモンの香りがブアッと炸裂。圧倒的な説得力を持つ逸品
飯田:圧倒的な説得力というフレーズがいいですね。
武内:食べてみたいですよね。どれくらい頑張れば、連れて行ってくれんでしょう……
【2】タッカンマリ(鶏1羽 1.2~1.3kg)6980円『韓灯』@月島
こんな鶏料理があるなんて! と唸った。ポッサム、チヂミはもちろん、キムチも素晴らしいですゾ
飯:もう全部がおいしいってことですね。行ってみたい!
武:焼肉も美味で、取材時にまかない用のご飯ください! と頼んだほど
【3】タロ豚小腸の辛いトマトソースパスタ 2200円『フリッジ』@福岡・渡辺通
福岡・宗像で育てられたタロ豚(放牧豚)のホルモンを使った絶品パスタ。旨みが凄いのです
飯:どんな風に具材が入っているのか、大きな写真で見てみたい。
武:ボクは辛さが気になります。旨みと辛さで食べる手が止まらなさそう
【4】白菜のボリート (金額失念)『フリッジ』@福岡・渡辺通
茹でた白菜に塩とEXVオイルというシンプルな料理。あまりに旨くてお代わりしてしまった
飯:派手な料理があるかと思えば、こんな滋味深いものまで。さすが幅広いですね。
武:体はボクの方が断然、幅広なんですが……
【5】アスパラガスのスープ コースからのひと皿(金額失念)『nido』@福岡・大牟田
野菜をたっぷり使った大牟田のイタリアン。出てくる料理の純度の高さに衝撃を受けました
飯:つまりは清々しい苦味が濃く、スープなのに食べているような感覚なんでしょうね。
武:他の野菜のスープも飲んでみたい
【6】太刀魚フリット成清海苔巻 コースからのひと皿 (金額失念)『nido』@福岡・大牟田
正式なメニュー名は忘れたが、香り高い成清海苔と太刀魚フリットの相性の良さにビックリ
飯:成清海苔は柳川市の『成清海苔店』が、有明海産秋芽一番摘みを使い、無添加で作る海苔みたい。
武:海苔食べたい
【7】梅ジャム皮蛋 コースからのひと皿 (金額失念)『福星』@兵庫・神戸
「福星」ではナチュラルワインも楽しめる。梅ジャム皮蛋はワインと相性抜群。参りました
飯:気になる表現が上手ですよね。『参りました』っていうくらいだから、相当なんでしょう。
武:ただただ『旨いっす』では編集長の道険しです
【8】北京式豚モツ煮 コースからのひと皿 (金額失念)『福星』@兵庫・神戸
神戸の名店による内臓料理。大腸、小腸、胃袋の旨み、その旨みを吸った厚揚げにひれ伏すのみ
飯:内臓を使った料理が多めな気がします。誰かさんのように痛風にならないようご注意くださいね。
武:再発覚悟で食べたい