『らぁ麺 飯田商店』といえば、極めて予約が困難な超人気店。業界最高権威の「TRYラーメン大賞」で4年連続1位を獲得したうえで殿堂入りとなったレジェンド店である。6月27日(木)より横浜スタジアムで発売開始となった新オリジナルフード「すたぁ麺」は、横浜 DeNA ベイスターズと飯田商店が共同開発したまぜそば。その超魅力的な内容をご紹介しよう。
湯河原の名店「らぁ麺 飯田商店」との共同開発で誕生したまぜそば「すたぁ麺」
横浜 DeNA ベイスターズは、6月27日(木)より新商品「すたぁ麺」の販売を開始した。「すたぁ麺」は、業界の最高権威である「TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーラーメン大賞)」で4連覇し、殿堂入りを果たした神奈川県湯河原町の名店「らぁ麺飯田商店」との共同開発により誕生した。
「タレ」「麺」「トッピング」の全てにこだわり、半年以上の期間をかけて誕生した、横浜スタジアムでしか食べられない魅力的な「まぜそば」だ。
5ゲート横に常設していたベイスターズドッグ売店がリニューアルされ、新たに誕生した「濱星商店(はますた しょうてん)」の看板商品として「すたぁ麺」が販売される。
全ての食材にこだわって開発されたまぜそばは、「子どもからお年寄りまで幅広い世代に楽しんでいただきたい」という思いが込められており、食事としてもおつまみとしても楽しめるハマスタの新名物だ!!
「すたぁ麺」のこだわり
スープがないまぜそばだからこそ、麺の味わいを最も表現できるよう、国産小麦を使用した麺を採用し、伸びのあるしなやかな麺となっている。
「旨みの強さ」と「余韻」を表現すべく、貝の旨みを生かしつつニンニクの風味を少し入れることでパンチ力と余韻を両立した鶏ガラダレを作り上げた。
具材には、京都直送、飯田商店でも実際に使用している九条ネギを使用。多めにトッピングすることで清涼感を表現した。
使用している海苔もスゴイ!! 有明海産の生海苔原料を、旨味と香りを保ちつつ乾燥させ、特殊な製法で焼き上げた。飯田氏はその焼き加減までもこだわっており、食感のアクセントにもなっている。
具材のベーコンは、世界的な評価を受けている「厚木ハム」のものを採用。麺と一緒に食べた時にも食べ応えがあるように、厚みを10mmにカット。炙ったベーコンを麺の上に乗せることで、油とともにネギや海苔の香りを纏ったベーコンの薫香が全体に広がる。
全体の味を引き締めるため、最後にペッパーミルで挽いたブラックペッパーをトッピング。提供直前に挽くことで香りが引き立つのだ。
このこだわりを聞いただけで、ハマスタへ行きたくなるではないか!!
「すたぁ麺」誕生に至るまで飲食部員からのラブレター
下記に横浜DeNA ベイスターズの飲食部員の「すたぁ麺」誕生秘話を掲載します。
地元神奈川の名店、「らぁ麺 飯田商店」さんとのコラボメニューが作りたい—「すたぁ麺」は横浜 DeNA ベイスターズの飲食部員、牧山佳奈(横浜 DeNA ベイスターズビジネス統括本部飲食部飲食グループ グループリーダー)の強い思いから生まれました。
「日本一予約の取れないラーメン店」とも言われる「らぁ麺 飯田商店」の予約を1か月半かけてなんとか取り、2023年11月に初来店。その場でいただいたラーメンの美味しさを再認識した牧山は、コラボメニューにかける思いをまとめた手紙をスタッフに託して店を出ました。
すると、後日飯田氏から連絡があり、飯田氏が翌日に参加するイベントの合間に直接お話しする時間をいただけることに。鎌倉市で行われていた、難民や避難民にラーメンを振る舞うイベントに参加していた飯田氏のもとを尋ね、改めてコラボレーションを依頼しました。
その場で牧山が強く伝えたのは、「子どもから大人まで、幅広い世代に楽しんでもらえるスタジアムグルメが作りたい」という思い。牧山の思いに共感していただきつつも、球場という特性上、麺の茹で時間の制限や汁物が難しいという制約もあり、飯田氏の理想の商品を生み出せるかどうかが不確実な中での商品化は、一朝一夕には進みませんでした。
それでもその後約1か月にわたり商品化への道筋や商品イメージを擦り合わせ、正式にコラボレーションが決定。
協働が決まってからは、飯田氏にも実際に横浜スタジアムに足を運んでいただき、来場者の客層や球場で食べやすいグルメの形状などを視察。お客様に楽しんでいただけるまぜそばを作り上げていきました。
麺の開発やスープ、具材の選定に至るまで全ての面をこだわり尽くし、単なる「コラボレーション」にとどまらない、「共同開発」という形で新オリジナルフードが出来上がりました。
「らぁ麺 飯田商店」店主・飯田将太氏のこだわりの動画を公開中
共同開発者・飯田将太氏による「すたぁ麺 」のこだわりのポイントを、飯田氏自身が解説する動画が、横浜 DeNA ベイスターズ公式YouTube にて配信中だ(配信先の方は、おとなの週末Webをご覧ください)。