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「9月19日」。今日は何の日でしょう?答えは「シュークリームの日」!

イタリアからフランス、そして日本へとやって来た!

スーパー・コンビニなどで大人気の「牛乳と卵のシュークリーム」をはじめとしたスイーツを製造・販売する株式会社モンテール(本社:埼玉県八潮市)が「19(ジューク)」がシュークリームの語感と似ていることから制定しました。

1553年、イタリアのメディチ家出身のカトリーヌ・ド・メディシス姫がフランスの王家へ嫁ぐ際、自国から連れて来たお抱えの菓子職人が「シュー(外側のシュー生地)」の製法をフランスへと持ち込みました。そこで、シューをふっくらと膨らませ、そこに穴を空けてクリームを入れたお菓子が誕生。現代のシュークリームになりました。

日本にシュークリームがやって来たのは幕末。横浜の外国人居留地で西洋菓子店を営むサミュエル・ピエールというフランス人によってでした。1884年(明治17年)に米津風月堂から販売されましたが、一般に広まったのはだいぶ後世のことで、冷蔵庫が普及した昭和30年代からでした。

「シュー」はフランス語で「キャベツ」のこと。形状が似ていたことからその名がつきました(PhotoAC)

シュークリームは子供でも手で食べられる手軽なおやつというイメージですが、正式な席ではきちんとナイフ&フォークを使います。「シュークリームの日」を制定したモンテールのHPによれば、シューがスライスされて上下で分かれている場合は、最初にフタのシューを手に取りフォークでクリームをつけていただき、続いて右利きなら左から一口大に切りながら食べ進めます。

シューが切れていないタイプの場合は、無理にフォークやナイフで押して無惨な姿にならないよう、まず左側を小さく切り取って食べ、詰めてあるクリームのみを食べ、中身を減らしてから残りを小さく切りつつ食べるんだそうです。

う〜ん、なんだか面倒臭そう(苦笑)。やっぱりシュークリームは手に持ってパクッと一気に食べたいスイーツです。

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おとなの週末Web編集部
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