2024年4月号の「クロワッサン特集」をバター香と共に駆け抜けたカメラ・松永とライター・岡本&編集・和賀。加えて食べ比べに参戦したスタイリストのタカハシも交えそれぞれのクロワッサン愛を溢れんばかりに語り合いました!
実は十人十色のクロワッサン 店の数だけ個性が違う
岡:さてクロワッサンどうでしたか?選定までに20種近く食べたけれど、ワインがあればまだ食べられるという気持ちですけど、ワタシ。
松:パン好きにとっては夢のような企画でした。こんなに食べ比べられることってないし。
タ:いろんなタイプがあった~。それが面白かった。
和:そうそう。お店によってかなり違う!クラストもバリッとか、カリッとか、シャリッとか。
岡:並べてみると形もそれぞれ個性があるし。我々4人も好みが違うので、人によってそれぞれ好きなクロワッサンが違うんだなぁと発見。
和:それがいいよね~。今回びっくりしたのは『パンシェア』。私的には姿勢を正していただきたくなるような美学の高さを感じました。
タ:皮と生地の間がほんとにすんごくおいしい。
和:でも急にやってくるクラムのしっとり(惚)。
松:おいしい♪ おいしいとしかいえなくて。語彙力がなくて申し訳ない……。
岡:いやいやそれでいーのよ。
タ:今回登場したお店は国産小麦にこだわっているとか、全粒粉とか、色々違いがあったね。
和:『セテュヌボンニデー』は国産の粉にすごくこだわりが。全粒粉のクロワッサンは翌朝リベイクしたらまるで焼き菓子のようだった!
松:え、クロワッサン、翌朝食べるんですか?
和:えーダメ?リベイクして食べたいじゃない。
岡:私も食べちゃうなぁ。
タ:私は冷凍キープする。
松:えええええ!クロワッサンはできたてのおいしさを味わうパンですよ!
和・岡・タ:わ、怒られた(笑)。
タ:で、結局みんなのお気に入りはどれ?
松:どれもよかったので悩ましい……。いきなり非掲載のお店で恐縮ですが、できれば富ヶ谷の『ルヴァン』も好きで紹介したかったけど、残念ながらしばらくクロワッサンはお休みなんですと。
和:それどんなクロワッサン?
松:硬い、というか生地が厚くてガリっとするけど、かじるとフカフカ。
岡:個性的〜、食べられなくて残念。私は『パン・デ・フィロゾフ』かな。ほどよいカリッと感とか。あと『コンビニエンスストア高橋』のクロワッサンも好きなタイプだった。場所が家から遠く、しかも数が少ないのでまたいつ買えるかはわからないけど(笑)。
和:『パニフィーチョ ヴィヴィアーニ』もいいよねえ。イタリア版クロワッサン!
松:サンドイッチにしたくなるクロワッサンもありましたね。『室町ボンクール』とか。
タ:クロワッサンサンド!作りたくなった。
岡:そういう食べ方ができると、食べる側のレパートリーも広がっていいなぁ。いっそお弁当にも?
松:だぁかぁらぁ、できたてのおいしさをちゃんと味わってくださいね!(キーッ)
タ:『テネラ』は粉がおいしくて、軽い感じがするところも好きだなぁ。あとは『コメット』。皮が繊細な感じがいいのよ。
松:『テネラ』は餃子も売ってますよね。それもすごくおいしそうで、そっちも興味あり。