流行りの進化系もますます増殖 今年もやっぱり目が離せない!
岡:今回、全粒粉のクロワッサンは初めて食べたんだけど、いいですね!クロワッサンは定番のパンではあるけれど、こだわるポイントを突き詰めたり視点を変えるといろんな方向に進めそう。
和:その目線アリですよね。なので次のページでは進化系といわれるクロワッサンも紹介したいなと。去年すごく流行った『モアザンベーカリー』の「NYロール」(現在は生産終了)あたりから、日本でも進化系クロワッサンが増えてるな〜と感じてた。
タ:あのロールケーキみたいなやつだ!確かに最近、これでクロワッサン?と思わせるようなタイプがたくさん出てきていると思う。他の店でも形や味わい含めて色々あるよね〜。内側にクリームを詰め込んだ『ガーデンハウス クラフツ』の「クロフィン」とか、形からして意外性があって面白い。
松:『テネラ』の「チョコナッツバー」もクロワッサン生地のヒラヒラを表面に生かしてて楽しい。
和:『パンシェア』の「パンスイス」は、これまた佇まいがビシッとしてて素敵ですぅ。
岡:次々登場するよね。あとクロワッサン生地の変化系・デニッシュも次なるブームの予感。先程の進化系ブームの先駆け『モアザンベーカリー』の「シナモンデニッシュ」とか、断面もスゴイ。
和:いやー、やり切った感でいっぱい。クロワッサンは私の中で美学の塊だと思うけど、パン職人にとっても特別な存在なんじゃないかと。手間も時間もかかるけど、その分「クロワッサンがうまく焼けた日は最高」と、きっとみんな思ってるはず(笑)。