宅配ピザチェーン『ピザーラ』が、キッチンカーで全国を巡る「ピザーラキャラバン」という活動を行っているのをご存知だろうか。店舗からは届けられない地域にも、『ピザーラ』のおいしさを体感してほしいという思いで2015年からスタート。今では北海道から沖縄まで、日本全国のスーパーマーケットやホームセンター、道の駅などに出店している。
「地産地消プロジェクト」が2024年に発足
その中、出店地からの要望で地元の特産物を使ってピザを作るように。それがきっかけで、地方自治体・団体や地域メディアと連携をとり、地元の人々と一緒にその土地の食材を使って、地域を盛り上げていくピザを開発・販売する「地産地消プロジェクト」が2024年に発足した。
今回は「地産地消プロジェクト」の取り組みとして、石川県の豊かな海を未来につなぐ活動を行う一般社団法人「海と日本PROJECT in いしかわ」と連携。石川テレビ放送の協力のもと、石川県輪島市の特産品「輪島ふぐ」を使用した地産地消ピザ「輪島ふぐリッチ」を全国のピザーラキャラバン、イベント限定メニューで販売する。
「輪島ふぐ」の旨みを引き立てるピザが完成!
輪島漁港は天然フグの漁獲量日本一で、「輪島ふぐ」の名で親しまれてきた。しかしながら2024年1月の能登半島地震以降、漁に出られない状況が続いている。今回は、被災前に加工・冷凍保存している「輪島ふぐ」を活用できないか、被災から1か月も経たない時期から商品化を検討。「輪島ふぐ」は『ピザーラ』のナチュラルチーズと相性がぴったりで、「輪島ふぐリッチ」の完成に至った。
「輪島ふぐリッチ」で使う「輪島ふぐ」は、輪島で獲れた魚を中心に加工販売する『南谷良枝商店』が仕入れて切り身にし、水産加工品の卸売業を行う『石川県水』で塩茹でしたもの。そこに合わせた特製アーリオソースのガーリックの風味が、ベースのマヨネーズソースとマッチして、ふぐの旨みを引き立てる。さらに貝柱と桜海老をトッピングし、風味も食感も豊かな、贅沢なシーフードピザに仕上がった。
売上の一部は復興支援に
能登半島地震に加えて、9月の豪雨災害が追い討ちをかけ、甚大な被害をうけた輪島市。『ピザーラ』は、輪島の美味しいものを、多くの人に知ってもらい、わずかでも復興に向けた力になりたいという想いで、ピザとして形にした。
「ピザーラキャラバン」最新スケジュールをチェック!
「輪島ふぐリッチ」の売上の一部は、輪島漁港の復興のために、「輪島朝市を応援する会」に寄付される。よって、石川県外での販売が中心。全国の「ピザーラキャラバン」の最新スケジュールは以下からチェックできる。(※「輪島ふぐリッチ」の販売場所は、スケジュール内の各出店場所の備考欄に記載)
『ピザーラ』が「輪島ふぐ」を初めて使用したシーフードピザ。キッチンカーが近くに来る日には、輪島市を復興を応援する気持ちで味わってみてほしい。
輪島ふぐリッチ ~輪島ふぐと贅沢シーフードのピザ~
スライスピースピザ1ピース:600円
ホールピザPサイズ(直径22.8cm):2200円
ホールピザMサイズ(直径25.4cm):2580円
※すべて税込み価格、サイズは販売場所によって異なる。