新大阪駅の改札外2Fのショッピングセンター『アルデ』にある、土産物店『おみやげ街道』で販売されている「大阪グラノーラ」がリニューアルされた。これまで、たこやき味を含む4種類や6種類のフレーバー入りの商品展開だったが、リニューアル後は全てたこやき味に統一。珍しいたこやき味のグラノーラの詰め合わせに生まれ変わった。
海外まで広がるたこ焼き人気、その味を再現したグラノーラとは?
大阪の味といえば、たこ焼き。大阪市玉出に本店がある『会津屋』の初代・遠藤留吉氏が1935(昭和10)年に作ったのが始まりと言われる。もともと牛スジ肉とこんにゃくなどを入れたラジオ焼きというものがあり、それにタコと卵を使った兵庫県の明石焼きをヒントに、たこ焼きができあがったそう。
現在では全国にたこ焼き屋があり、スナック菓子にも“たこ焼き味”があることが珍しくない。大阪発祥の店ではないが、たこ焼きチェーン店『築地銀だこ』は2024年に米メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地「ドジャー・スタジアム」出店し、現地でもたこ焼きが人気となっているようだ。
このように海外まで人気が広まっているたこ焼きの“味”のグラノーラは、オーツ麦のコクと甘さと米粉の美味しさが感じられ、ソースの芳ばしい香りと後から効いてくる紅しょうがのパンチが特徴的な味わい。どこか懐かしさがありながらもインパクト抜群で、お菓子感覚でそのままバリバリと楽しむのはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり。
一口食べればその大阪らしい美味しさに病みつきになると大好評。 昨今の健康意識を持つ風潮の中でトレンドとなっているグラノーラだが、大阪らしいユーモアあふれる発想を取り入れた魅力的なお土産へと進化した。