イラストレーターのナガノさんが描く人気作品『ちいかわ』と東京土産の定番「東京ばな奈」がコラボレートして2024年に誕生した人気の「ちいかわバナナプリンケーキ」。そのポップアップストアが秋田駅ビル『トピコ』の1階に2025年5月28日~6月3日の期間限定でオープンする。
とどまるところを知らない『ちいかわ』人気、その理由は?
『ちいかわ』は、主人公・ちいかわと、その友達であるハチワレ、うさぎなどの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる日常を描く作品。丸みを帯びたフォルムと愛らしい表情のちいかわたちが見せる一生懸命な姿や、ささやかな幸せを喜ぶ姿は癒しを与えてくれる。ちいかわたちが経験する出来事の中には、ちょっとした失敗や、がんばっても報われないこと、理不尽なことなど、誰もが一度は経験したことのある、少しハードな感情や状況も描かれる。それが、読者がちいかわたちに感情移入し、まるで自分たちの物語のように感じられる要因となって幅広い層から支持されている。
一方、「東京ばな奈」は1991年に“新しい時代の東京みやげ”として誕生。バナナカスタードクリームをふんわりスポンジケーキで包んだ「東京ばな奈」は東京土産の定番として愛され、海外からの旅行客にも“日本を代表する土産”として親しまれる。様々なブランドやキャラクターとコラボレートしたり、カステラやチーズケーキ、カレーなど幅広い“派生系商品”があるのも特徴。「ちいかわバナナプリンケーキ」は2024年3月に発売され、2か月で80万個も売り上げたほどの人気ぶりだ。