【難読漢字】地名当て　郷土菓子は「成金饅頭」

2025年6月27日 / クイズ

全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像／おと週Web編集部

難易度：★★★☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解：のおがた

福岡県北東部に位置する直方は、筑豊地方を代表する都市のひとつで、明治から昭和にかけては筑豊炭田の中心地として栄え、石炭輸送の拠点としても歴史的に重要な役割を担ってきました。

地名の由来には諸説あり、ひとつは平安時代の文献に登場する「直方郡（のうがたごおり）」に由来するというもの。

また、南北朝時代にこの地が南朝方の懐良親王（かねながしんのう）と関わりの深い「王方（おうがた）」と呼ばれていたことが「のおがた」に転じたという説もあります。

さらに、遠賀川流域の扇状地を「直（す）ぐに広がる方形の土地」ととらえたことに由来するという説もあります。

直方を代表する銘菓といえば、「成金饅頭（なりきんまんじゅう）」。白あんを黄金色の皮で包み込んだ、上品な甘さのまんじゅうです。「成金」という名前には、炭鉱の町として賑わった時代を思わせる響きがあります。

また、市内にある「もちだんご村モール」は、老舗米菓メーカー「もち吉」の本社・工場を中心に広がる複合商業施設です。直売店舗やカフェ、うどん店、スーパー、ホームセンターなどが集まり、地元住民や観光客でにぎわいます。

とくに直方本店で提供される焼きたての餅、なかでも「しょうゆお焼き」は名物で、休日には行列ができることもあります。

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