「高畑勲展 ―日本のアニメーションを作った男。」が麻布台ヒルズ ギャラリーにて、2025年6月27日〜9月15日まで開催される。展覧会の開催を記念してコラボカフェ『喫茶 高畑勲展』が麻布台ヒルズギャラリーカフェにオープン。高畑勲氏が手がけた作品にインスパイアされたオリジナルのメニューが楽しめる。
※すべて価格は税込み
生誕90年、日本アニメーション界の巨星の功績を辿る展覧会
「高畑勲展 ―日本のアニメーションを作った男。」は、1960年代から半世紀にわたって日本のアニメーション制作の世界を牽引したアニメーション映画監督・高畑勲氏について、高畑氏の生誕90年、そして高畑氏がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年という節目で行われる展覧会となり、新たな資料も公開される。
高畑氏は三重県に生まれ、岡山県で育ち、東京大学文学部仏文学科を卒業後、1959年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーターとしてのキャリアをスタート。『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)で長編アニメーションの監督を初めて務め、その時に場面設計や原画を担当した宮崎駿氏とは、その後も多くの作品で協力関係を築いた。
代表作品としては、70年代に『パンダコパンダ』(1972)や『アルプスの少女ハイジ』(1974)。 スタジオジブリの設立に参加する1985年を含む80年代以降は『じゃりン子チエ』(1981)、『火垂るの墓』(1988)、『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)。『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999)では、コンピューターによる彩色で水彩画のタッチを表現するという前例のない試みに挑戦し、その技術を発展させて『かぐや姫の物語』(2013)を制作、これが高畑氏の遺作となった。
たぬきが食べてたバーガー? ハイジのチーズパン? 想像膨らむメニュー
『喫茶 高畑勲展』では、高畑氏がアニメーションにおける新しい表現に挑戦した『パンダコパンダ』(1972)などの作品にインスパイアされた、オリジナルのコラボメニューを提供。前期(6月27日~7月31日)と後期(8月1日~9月15日)で食べられるメニューが変わるので要チェック!
パパンダカレー(通期) 1780円
パパンダの表情がインパクト大! パンちゃんでも食べられる甘口カレー。添えられたアスパラや抹茶塩味の揚げゴボウは竹やぶをイメージ。
俺達の好きなバーガー(前期) 1680円
みんな大好きな人間界のハンバーガー。王道の味。高畑勲展のロゴ入り包み紙に包んで提供。
山の上のランチセット(後期) 1480円
大自然に囲まれた山小屋でのランチタイムをイメージ。トロッとチーズの乗ったライ麦パンのトーストと、身体あたたまる優しいミルクスープのセット。
ミミ子の目玉焼きデザートプレート(通期) 1580円
上手くキャッチ出来なかったミミ子の投げた目玉焼きを、フワッと軽い口溶けのレアチーズケーキに仕上げた。フレンチトーストを添えたボリュームたっぷりのデザートプレート。
背徳感たっぷりショートケーキ(通期) 1150円
昔ながらのショートケーキにホイップクリームをたっぷりかけた、大きな一口で食べたくなる背徳感満載のショートケーキ。爽やかなヨーグルト風味でペロリと食べられる。