2025年8月は「夏休み企画」として、「ご当地グルメ”旅”歩き」を毎週公開しています。今週と来週は残暑にもぴったり、避暑地も多い栃木県に出没したいと思います。栃木県と言えば、宇都宮市で2023年8月26日に開通した新交通システム「LRT(Light Rail Transit」が話題です。開業2周年を迎え、乗降客も順調の様子。先日、同地に訪問した際に実物を見ましたが、なかなかかっこいいです。筆者の自転車の色合いにそっくりで、思わず見とれてしまいました(笑)。そして宇都宮のご当地グルメの王様は、やはり「餃子」。いぜんテレビ朝日系列で放映された「今、行って食べたい!日本のご当地めし総選挙」では堂々7位にランキングされていました。ただ、すでに多くのお店が各メディアで紹介されていますので、少し視野を広げ栃木県の町中華、それも変わった料理を出す名店を取り上げます。どうぞご期待ください。
「スープ入り焼きそば」の『釜彦』
まずは栃木県を代表する避暑地、那須エリアのご当地グルメをご紹介します。「スープ入り焼きそば」を提供する『釜彦』(那須塩原市)です。
ご当地焼きそばは全国各地にありますが、「スープ入り」はあまり聞いたことがありません。焼きそばなのでベースはもちろんソース味、釜彦ではそれにラーメンスープをかけているようです。同店は東北道「西那須野塩原I.C.」から車で約30分。塩原温泉郷からほど近い国道400号線沿いにあります。約20台の駐車場がすぐいっぱいになる、地元の有名店です。
筆者は那須ツーリングがてら自転車で訪問。早速当店自慢の「スープ入り焼きそばを」注文しました。最初はどんな味かと恐る恐るでしたが、食べると意外や意外。醤油とソースが混じり合い、ソース由来の酸味が鼻をスっと抜けなかなかの味でございます。具材はナルトとキャベツと鶏肉のストロングスタイル。一度食べたら癖になる逸品です。当店の他にも数軒で提供される那須の「スープ入り焼きそば」。栃木が誇る「変わり中華」の1店としてご紹介いたします。
ちなみに、青森にも「黒石つゆ焼きそば」というスープが入った焼きそばがあります。筆者は仙台在住のころ食べに行ったことがありますが、こちらは焼きそばに「めんつゆ」をかけるお店が多いようですね。皆さまも是非、両スープ焼きそばの「”旅”歩き」にトライしてはいかがでしょうか。奥深い日本の焼きそば文化に沼(ぬま)ること間違いありません。
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¥4,380(税込)
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¥5,400(税込)
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)