全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・荒木町のカフェ 『お酒とお茶のBAR まつばやし』です。
日本茶とお酒のマリアージュに酔いしれる
荒木町の住宅地に佇む、隠れ家のようなバー。洋酒だけでなく、店主の松林さんが厳選するお茶も味わえる。「まずはストレートで楽しんで」と急須で丁寧に淹れてもらったのは鹿児島・霧島の烏龍茶。華やかな香りにアッと驚く。そこに一杯のラムが差し出された。お茶とお酒で「割る」ではなく、「交互に飲む」のがおすすめだという。

ラムのスパイシーな香りと甘みを感じながら烏龍茶を口に含むと、花らしさが増幅し、新たな香りが生まれる。これは、大発見。国産の紅茶や煎茶もあるので、ぜひ様々なお酒と組み合わせたい。
実は、佐賀・嬉野の茶農家に生まれ育ったという店主。大のお酒好きが高じてオーセンティックバーで修業後、2022年に開店した。お茶屋を継いだ兄の姿に背中を押され、店でもお茶を淹れることに。お酒とのマリアージュはたまたま台所で発見したそう。「手元の杯に残っていたのを飲んだら相性抜群で」といたずらっぽく笑う。遊び心あるお茶の時間を、ぜひここで。
[店名]お酒とお茶のBAR まつばやし
[住所]東京都新宿区荒木町12-8 SeasonsResidence四谷三丁目S1号
[電話]03-4400-5842
[営業時間]15時~24時(土は〜22時)
[休日]日・祝、不定休あり
[交通]地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口から徒歩5分、地下鉄新宿線曙橋駅A4出口から徒歩7分
※画像ギャラリーでは、ジャスミンのように香る烏龍茶の画像がご覧いただけます。
■おとなの週末2025年10月号は「学生街の『味』な店」
撮影/松田麻樹、取材/芦谷日菜乃
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「【保存版】いま話題の “パン飲み”おすすめ店8選 パンとアルコールの相性をゆるりと楽しめる!」では、イタリアンやフレンチなど、パン飲みにぴったりな店8選を紹介します。
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