ここではヘアデザイナーでもありサロンも営む『red room』赤間賢次郎さんにお願いし、ミドルエイジの髪の悩みを考察していただくことに。今回相談したのはライター・池田。アレコレ相談しましたが、大丈夫でしょうか、赤間さん?
Case2:毛根・髪色問題
【ライター・池田のお悩み】
* 毛根と髪質が弱くなってきた
* 髪色(白髪というより色素が薄くなってきた)
* 絶壁
髪の毛のハリツヤ何とかなります?
今回のお悩みはワタシ、ライター・池田である。気になっているのは、なんか最近髪の毛がヘニャッとなっているような気がすること。その結果、どうも頭頂部にボリューム感が出ない。それから髪色。白髪もちらほら出ているのだが、それより色素が薄くなって、全体に茶色くなってきてないか?
そしてさらに、実はオレ、頭の形が”絶壁”なんです。それもカバーしたいのですが……。こんなにアレコレ、大丈夫でしょうか、赤間さん?
大丈夫。それならオススメがあると、色々相談した結果トライすることにしたのが「ヘナ」である。それで前のふたつの問題はクリアされるという。
ご存知ない方のために解説すると、ヘナとはインド原産の植物で、その葉を乾燥させて粉末にしたものを髪染めに使うのだ。いわゆる化学染料の代わりに白髪染めとして使われることが多いのだが、今回注目したいのは、意外と語られていないそのトリートメント効果だ。
「ヘナの細やかな成分が髪の中に入ることにより、髪質がしっかりして、コシやツヤも出るんです。それと草木染めのように染まるので、不自然にベッタリ染まらないのも魅力」(赤間さん)
ヘナ自体の色合いはオレンジ色で、これにインディゴを合わせることで黒〜茶に染まる。赤間さんのところでは、茶色、黒茶、黒が用意されるなか、今回は一番自然に見えそうな黒茶をチョイス。ちなみに、天然素材なので髪や頭皮へのダメージを与えないこともおすすめの理由だ。
で、ヘナ染めは最後に行うので、まずは小麦粉シャンプーで裸の髪にしたあと、カットの相談を。「少し短めにしたい」と言うオレに対しての赤間さんの回答は「大人のツーブロック」。サイドは刈り上げながらもその位置を少し低めにして、攻め過ぎない絶妙なバランスにし、毛量も稼ぐという作戦だ。
”絶壁”問題には、後頭部がぺっちゃんこにならないように、なだらかに丸くカットしようということに。その仕上がりは最後のお楽しみとして、その前にいよいよヘナだ。
ぬるま湯で溶いたヘナを満遍なく髪に馴染ませていく。そして、乾いてしまうと成分が入らなくなってしまうので、髪全体にラップをしてきっかり40分放置。
その間はレコードを聴きながら、出していただいたカンパリソーダを一杯。いいですねえ、こんな散髪時間も。
さて、その後はお湯で流すと髪にだんだん色が出てくる。人によるが約2〜3日後によりしっかりと色が出るそうだ。ちなみにヘナの匂いが気になる人もいるそうだが、イランイランの精油を入れた小麦粉シャンプーで洗い流せば、香りもよく快適だとか。
髪を乾かして、いよいよ仕上がりである。
まずはヘナ効果について。いや、驚きである。ドライヤーで乾かしただけなのに、すでにツヤがすごい。さらに、髪の立ち上がりが力強いのにびっくり。あのヘニャッと感はどこへやら、こんなに違うのか!髪色も自然で、わざとらしさや違和感は一切なしだ。
後頭部は宣言通り、ごく自然な丸いラインにカットされ、攻め過ぎないツーブロックでうっとうしかったもみあげもすっきり。自分で言うのもアレだが、オレ、ちょっと若返った気がする。それにデキる男感ちょい増してないか。
んで、基本はそのままでOKだが、赤間さんは蜜蝋と米油で手作りしたヘアワックスを渡してくれる。これを小指の先くらい取って毛先につけるとさらにツヤが。おー、いいねえ。
あとは髪色問題。今回はヘナを使ったが、例えばもっと白髪が増えた場合、赤間さんの提案では、逆にブリーチして色を抜いちゃう方法もあるそうだ。そうすると全体にカラーバランスが明るくなって外国人のような雰囲気に。普段の洋服やキャラクターにもよると思うけど、それも楽しそうだな。次、やる?




















