「TABASCO」ブランドで各種ソースを展開するマキルヘニー社は9月14日、新商品「TABASCOコチュジャンソース」の販売を開始する。日本では約3年ぶりとなる新商品は、名前の通り韓国のコチュジャンと同社の看板商品である赤唐辛子のソースやペーストなどを組み合わせたもの。原料の多くを米国から運んで韓国で製造したという新しいソース、果たしてどのような味がするのか発表会に行ってきた。
旨味・甘み・キレある辛さ、韓国発のTABASCOソースが日本上陸
「TABASCOコチュジャンソース」は、日本を含む世界各国で浸透してきているコチュジャンに着目し、韓国市場で2025年に発売。日本での販売は2ヶ国目となる。
製品は、米国のルイジアナ州で製造している「TABASCOオリジナルペパーソース」や「TABASCOペパーペースト」を韓国に輸送し、韓国で製造。コチュジャンならではの旨味や甘みに、TABASCOらしいシャープな辛味と軽い酸味を組み合わせ、「しっかり濃厚かつキレのある後味」に仕上げた。
新製品について、マキルヘニー社でアジア太平洋地区代表兼日本カントリーマネジャーを務めるクレイグ・ペティグルー氏は、TABASCO製品のファンにも楽しんでほしいとしつつ、若年層の需要獲得に意欲を表明。TABASCOソースの顧客は50代など年齢の高い層に集中する傾向にあるため、コチュジャンの親しみやすさと使いやすさを打ち出すことでTABASCOブランドの認知を広げ、市場を開拓したい考えだ。
使いやすさでは、すでに日本で販売しているTABASCOシラチャーソースと同様にスクイーズボトルを採用し、ボトルをにぎることで好きな量を簡単に出せるようにした。また、コチュジャン自体がペースト状であるのに対して液状とし、調理中だけでなく仕上げにかけたり好みで後からかけたりできるようにしている。味わいとしても、「ソース単体で味が決まる」ことを重視したという。
辛さは、辛味の単位であるスコヴィル値で1000SHUから1500SHU程度。同社が現在日本で販売しているなかで最も辛味の少ないハラペーニョソース(600SHU-1200SHU)とその次に辛味の少ないシラチャーソース(1000SHU-3000SHU)の中間程度との位置付けだ。
最も一般的なペパーソースで2500SHUから5000SHUであることからその半分程度、最も辛いスコーピオンソースの2万3000SHUから3万3000SHUと比較すれば最大で30分の1以下ということになり、この数値からも辛さではなく「旨辛」を目指したことが見て取れる。

