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焼肉丼、牛丼、ホルモン丼、 牛トロ丼。様々な調理法で牛の旨さを引き出し、豪快にご飯にのせる。それが安いと来れば、これらはもう感涙必至なのだ。覆面取材を繰り返し、選りすぐりの美味を堪能できる店を紹介する。

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バラエティ豊かな「牛の丼」に感動日記 !?

1月○日

編集の武内さんから 「牛の丼」の調査の指令が。調べてみるといろんな丼が。これは食べ甲斐がありそうだッ!
1月○日
仕事の隙を見ながら、 まずは通し営業の『M』(御徒町)へ。銘柄牛「十勝彩美牛カ ルビ丼(並)」950円を注文。 焼き色も美しい大きなカルビが8切れ。お肉はしっかりとした食感で美味しい。タレもすっきりとしており、ご飯とのマッチングも魅力的。
2月○日
中目黒に住む友人から『びーふてい』はかなり混んでいるという情報を入手。勢い勇んで開店時間に行ったら、なんとランチは火・水・木のみ。
みなさまもお気をつけを!
2月○日
『びーふてい』のリベンジ。

売り切れ必至! 1日限定10食の人気丼を堪能

写真:黒毛和牛のカルビ丼(サラダ、味噌汁、漬物付き) 980円

開店直後からどんどん お客さんが入り、 11 時 40 分にはもう待ちの人がいる人気ぶり!
お肉はもちろん、サラダや漬物も美味しくぜひ取材したいと思う。

A5ランクの黒毛和牛のメスのみを一頭買いしている人気の焼肉店。びーふてい[交]東急東横線、地下鉄日比谷線中目黒駅南改札東2番出口から徒歩2分

2月○日
この日は、『N』(銀座) へ。しっかりと味の染みた厚揚げ、こんにゃく、玉ねぎののる「牛めし」490円。 柔らかな肉が驚くほどたっぷり。 甘めの醤油タレで懐かしい味わい。量が多い理由を聞けば、丼を買い揃えるたびに器が大きくなり、それに伴い量も増えていったのだとか。「どーんと食べて行きなさい!」みたいな気持ちの良い店だ。
2月○日
「石焼牛すじ丼」 750円を食べに『R』(品川) へ。ぷるぷる柔らか、大ぶりな牛すじがたっぷりのったあつあつ石焼き丼は美味しかったが、 残念ながら取材拒否。しょんぼりとしていたらうっかりランチタイムを逃してしまい、夜まで腹ごなしを兼ねてぶらぶら時間を潰し、『H』(大井町)へ。「牛トロ丼」800円は〆とは思えないすごいボリューム。「牛ト ロ丼」がランチでも食べられる貴重なお店。
2月○日
11 時のオープン時間に合わせて『A』(新橋)へ。限定15食のワンコインランチ「宮崎牛のカルビ丼」が目的だ。8種類の定食のうち2種がその日の日替わりランチ。どれも人気のようで、なんとか「カルビ丼」 にありつけてラッキーだったが、 肉の筋が気になって食べにくいったらない。その後、同じ新橋にあるホルモンの名店『D』へ行くも、 12 時半の時点で「牛もつ煮丼」は売り切れで残念無念。
2月○日
『牛の力』(上野)へ行き「東京牛丼」630 円と「牛力丼(白)」 720円を覆面取材。

基本となる味だからこそ個性溢れるようにアレンジ

写真:牛力丼(白)750円

甘辛く味つけされたお肉は柔らかく美味のうえ「白」はバターの香りが醤油ダレと絡まって魅惑的。こんな牛丼があるんだと思わず感動してしまう。

国産牛にこだわり、木桶で仕込まれたオリジナル醤油ダレなど高品質な食材を使用した牛丼を提供。肉は大ぶりで柔らかく満足感が高い。「東京牛丼」に、温泉卵と無塩バターがのる「白」はコクと濃厚な香り高さがたまらない味わいで、一番人気でリピーターも多い逸品だ。東京牛丼 牛の力[交]地下鉄銀座線上野駅5b徒歩1分 ランチタイム有

2月○日
『なか指』(赤坂見附) では、おすすめという生卵 60 円をトッピング。

エサや水に薬品を一切使わない「有田牛」のホルモンを使用

写真:ホルモン丼 850円(生卵+60円)

味噌がふんわりと香るホルモンにコクとまろみが加わる。ご飯の大盛は無料なのでグラム数を尋ねると、2 5 0 gにもなるそうで今日はパス。 聞けばおよそ4割のお客さんが大盛を頼むそう。3回来店し、ポ イントが溜まると手作りデザートがいただけるんだとか。この日はパンナコッタで、隣の人がうれしそうに食 べているその笑顔が羨ましい。

産直の「有田牛」(宮崎牛)を使った牛肉料理の店「なか指」の「牛の傑作丼」。味噌ダレで柔らかく煮込まれた有田牛のホルモンの甘みと、ショウガ・長ネギの香りが噛むほどに広がる奥深い味わい。ゴボウ、コンニャクの食感も楽しい。夜は単品972円でも提供される。[交]地下鉄丸ノ内線赤坂見附駅10番出口から徒歩1分 ※ランチタイム有

2月○日
『あべちゃん』(麻布 十番)の「麻布ライス」は、甘辛い味噌で煮込まれた牛シロ(小 腸)のぷりんぷりん感が楽しめるガッツリ丼。

三代目が切り盛りするいつもにぎわう麻布十番の名店

写真:麻布ライス(お吸い物、小鉢付き) 780円

ご飯がなくなり次第売り切れで、早い日には 16 〜 17 時頃に終わってしまうこともあるそうだ。ホルモン丼を連食するが、奥深い魅力にハマりつつある。

「うちはおじいちゃんの代から、良いものをどーんと出すのがポリシーなんだよね」と言う阿部さん。その言葉通り、こちらのモツ焼きはかなりの大きさ。もちろん昼の丼「麻布ライス」も毎日仕込まれる甘めのモツ煮込みが、重量感たっぷりにのる。人目を気にせず、ガッツリかき込みたい。あべちゃん[交]麻布十番駅4番出口から徒歩1分

2月○日
ちょうど近隣で仕事 があり、『Y』(護国寺)へ。実はここ、これまで土曜の昼に来たら「出張のため臨時休業」で、 平日の夜 22 時頃に来たら「今日はお客さんが少なかったから」と早仕舞いしていて、この日は3度目の正直。 無事やってました!

意気揚々と「黒毛和 牛+アメリ カンビーフカルビミックス丼」に珍しいのでチーズ200円をトッピング。 う〜む…脂っこくてくどいかも。
2月○日

夜に『和ビストロえんらく』(三鷹)へ。

わさび醤油で堪能する熱々ご飯でとけた牛肉の旨さ

写真:十勝牧場直送 極上 牛とろ飯 980円

農家直送という有機野菜が、肉ばかり食べている身体に染み渡り あまりの美 味しさに日本酒がつい進む。お待ちかねの 「十勝牧場直送極上牛とろ飯」 は見たことのない、プレート状のもの。聞くとコース(飲み放題 付き5000円〜)ではフレーク状のもので提供されるそう。

古民家を改装したしっとり落ち着いた空間でお酒や有機野菜、創作料理を楽しめる店「和ビストロ えんらく」。「極上 牛とろ飯」は、客の約7割が〆に頼むという人気の一品だ。十勝牛のフレークを職人が一つひとつ手作りでプレート状に加工。熱々ご飯にドンとのる迫力がうれしい。わさび醤油で食せば至福のひと時だ。[交]三鷹駅北口徒歩4分

2月○日
『浅草今半』(浅草) へ。週末だったため、 11 時半前に行ったらすでに1時間待ち。

オーダーが入ってから作られる“特別感”たっぷりの豪華牛丼

写真:百年牛丼 1620円

他店の取材があるので待つのは断念。でも実は店頭で「百年牛丼弁当」1620円や「すき焼 弁当」2484円を注文すれば20 分ほどで持ち帰れるという裏技も。

創業100周年時に考案された特別な牛丼。厳選された国産黒毛和牛のメスのみを使用し、良質な肉と奥深いタレの味わいが楽しめる1日20食の限定品。十分に味を染み込ませた豆腐と糸コンニャク、シャキシャキの玉ねぎが心地よいアクセントに。浅草今半[交]地下鉄銀座線田原町3番出口から徒歩5分

これらの中から、「これは必食!」という丼を厳選して今回は紹介します!

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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admin-gurume
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