はじめに
肉の旨味と脂がクセになり、たまに食べたくなるステーキ、そして日本人ならやっぱり白米。この2つを一緒に食す至福の瞬間はたまりませんね。
ランチでリーズナブルに食べられるお店も多いので、たまには贅沢なステーキ丼でお腹を満たしてはいかがでしょう。
今回は東京都内でおすすめの美味しいステーキ丼のお店をご紹介します!
や満登「飛騨牛焦がし醤油ステーキ丼大盛りと小鉢」【最寄り駅/東京駅(八重洲)】
伝統的な日本料理を明治35年から受け継いでいる老舗のステーキ丼は、ランチならお手頃価格で食べられます。ただし1日10食限定と超稀少!!
最高級飛騨牛の中でもサシの入ったサーロインを使い、さっと炙ったお肉と長年つぎ足して作られる醤油ダレが口の中に広がる瞬間はまさに極上の幸せです。こんな贅沢を、この安い価格で味わえるなんて、並んででも行くべきです!
夜のディナーも落ち着いた雰囲気でおすすめですよ。
[住所]東京都中央区八重洲1-7-4 矢満登ビル地下1階 [TEL]03-3271-2491 [営業時間]11時〜14時(13時半LO)、17時〜22時(21時半LO) [休日]土曜日・日曜日・祝日 [座席]カウンター10席、テーブル2席×1卓、4席×2卓、6席×2卓、4名用個室1室、8名用個室2室、20名用個室1室 計72席/昼は全席禁煙、夜は個室以外は禁煙/カード可/夜のみ予約可(昼はコースのみ)/夜のみサ10%、コース以外はお通し代540円別 [アクセス]JR山手線ほか東京駅八重洲北口から徒歩1分
お肉の専門店 スギモト本店東京スカイツリータウン店「黒毛和牛 牛まぶし」【最寄り駅/押上】
うまぎのひつまぶしのような「牛まぶし」は、愛知県産の溜まり醤油を使った濃厚で薫り高いタレと牛肉がバランスよく絡まってお箸が進むとファン続出のメニューです!
「松阪牛 牛まぶし」、愛知の「尾張牛 牛まぶし」のほか、黒毛和牛をマイナス1℃で凍らせずに1ヶ月も熟成させた数量限定の「氷温熟成牛 牛まぶし」など、牛まぶしだけで多くの種類があるので、予算に合わせて選びましょう!
和モダンな雰囲気のなか、落ち着いたゆったり気分で味わえますよ。
[住所]東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチ6階 [TEL]03-5809-7155 [営業時間]11時〜23時(22時LO) [休日]施設の休館日に準ずる [座席]テーブル2席×2卓、4席×11卓 計48席/全席禁煙/カード可/予約可(GWなどの繁忙期のぞく)/サなし [アクセス]地下鉄半蔵門線ほか押上駅から直結
肉 いせやの「ステーキ丼」【最寄り駅/吉祥寺】
すき焼き・しゃぶしゃぶで有名なこちらのお店、ランチのお得なメニュー「牛丼」もおすすめですが、少し奮発してでも是非食べていただきたいのが「ステーキ丼」です!
シンプルな調味料であっさりと作られた特製タレと、上質なお肉の組み合わせ、もうたまりません!!
ご飯大盛りも無料で男性も満足できますね。ご褒美ランチにぴったりです!
[住所]東京都武蔵野市御殿山1-2-1 いせや吉祥寺ビル 地下1階 [TEL]0422-26-9451 [営業時間]11時半〜14時半(14時LO)、17時〜22時(21時LO) [休日]火曜日(祝は営業) [座席]座敷4席×4卓、掘りごたつ式テーブル4席×2卓、6席×1卓 、個室3名用、4名用、5名用、6名用個室各1室 計48席/禁煙席あり/カード可/予約可(昼はコース注文の場合のみ)/夜はサ10%別、昼はアルコール注文の場合のみ先付け代300円別 [アクセス]JR中央線ほか吉祥寺駅公園口から徒歩5分
Sacrée Fleur「肉ビストロのステーキ丼」【最寄り駅/飯田橋】
Sacréeとは神聖の象徴=牛、Fleurとは花=前身の店舗『マーガレット』の意味。本店は、パリのモンマルトルのサクレクレール寺院の麓。気軽に楽しめるフランス料理を提供したいとオープンしたお店で、パリ気分を堪能できる。
数量限定のステーキ丼は、肉の旨みがたっぷり味わえる赤身肉。塩コショウで味付けしているのでそのままでももちろん美味しいのですが、しょうゆをベースとした特製のタレをかけるとさらに美味♪そえられたコロッケも美味しい!
見た目以上のボリュームにお腹も心も大満足間違いなしです!
[住所]東京都新宿区神楽坂3-2 大宗第5ビル [TEL]03-6228-1513 [営業時間]火曜日~金曜日:11時半~14時半(14時LO)、17時半~23時半(22時半LO)、土曜日・日曜日・祝日:12時~15時(14時半LO)、17時~23時(22時LO)※ランチタイム有 [休日]月曜日(祝日の場合は翌火曜日休み) [座席]1階テーブル38席、2階カウンター10席、3階個室1室(8~12名) 計56~60席/全席喫煙可/夜のみ予約可/カード可(5000円以上)/夜はひとり378円のチャージ料別 [交通アクセス]地下鉄南北線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩3分
洋食や シェ・ノブ「ビフテキ丼」【最寄駅/浜松町】
食べやすく一口サイズに切って提供されるお肉にはバターがのっていて、その甘~い香りに食欲そそられます!タレにしっかり絡められたお肉とごはんの相性は抜群!
もっと食べたい人は、プラス400円で、お肉を1.5人前に増やすことができるのも嬉しいですね!
お得に食べたいときは、日替わりランチとして提供される月曜日を目指しましょう!
[住所]東京都港区浜松町2-7-2 大塚ビル2階 [TEL]03-3431-7943 [営業時間]11時半~14時(限定40食が売り切れ次第終了)、18時~22時半、土17時半~21時 ※ランチタイム有 [休日]日曜日・祝日、土曜日は不定休 [座席]カウンター8席、テーブル7席 計15席/昼は全席禁煙/夜のみカード可/夜のみ予約可/席料、サなし [交通アクセス]JR山手線ほか浜松町駅金杉橋口から徒歩3分
シェラトン 都ホテル東京 ロビーラウンジ バンブー「国産牛フィレ肉ステーキ丼フォアグラ添え」【最寄り駅/白金台】
こちらで食べられる「ステーキ丼」は、歴代のシェフたちが改良を重ねてきた自信の品。肉厚なお肉が絶妙な焼き加減で提供され、ねぎ、かぼちゃ、舞茸などたっぷり添えられた野菜も美味しく、刻みわさびを付けるとまたさらに美味しさが増します!
レストランは大きな全面ガラスで開放感たっぷり!緑の豊かな庭をのぞむことができ、まさに都会のオアシスです。
[住所]東京都港区白金台1-1-50・1階 [TEL]0120-95-6663 [営業時間]10時半~23時(22時LO)、金曜日・土曜日10時半〜24時(23時LO) [休日]無休 [座席]テーブル席、ソファー席、計160席/全席禁煙/カード可/インターネットのみ予約可/サ10% [アクセス]地下鉄南北線ほか白金台駅2番出口から徒歩4分
ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ロビー「ステーキ丼アボカドと山葵のディップ添え」【最寄り駅/日比谷】
明るく開放的な空間。ブレックファスト、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーと時間帯によって提供されるメニューは変わりますが、常にワイワイと賑わっている印象です。
こちらのステーキ丼は、色鮮やかなレア状のお肉がどーんと乗っていて、なかなかのボリューム!ここにふんわりクリームのようなアボカドディップが添えられています。山葵の刺激も良し!
アボカド好きな女性って多いですよね?ぜひ女性にも食べてほしい逸品です。
[住所]東京都千代田区有楽町1-8-1 1階 [TEL]03-6270-2731 [営業時間]6時半~23時 [休日]無休 [座席]テーブル席、計100席/全席禁煙/予約可(アフタヌーンティーは平日のみ)/カード可/サ15% [交通アクセス]地下鉄日比谷線ほか日比谷駅A6・A7 出口直結
帝国ホテル 東京 パークサイドダイナー「牛網焼きとフォワグラの洋風丼」【最寄駅/日比谷】
決して安くはない値段ではありますが、リピーターがあとを絶たないというほどの人気メニュー!一度食べたらまた注文してしまう魅力があるんです!
甘めのタレがかかった上質なお肉、ふわふわなフォアグラ、食感の良いきのこ、、、この組み合わせ、美味しくないわけが無い!
是非予約をしてお出かけください!
[住所]東京都千代田区内幸町1-1-1本館1階 [TEL]03-3539-8046 [営業時間]6時~23時LO [休日]無休 [座席]カウンター10席、テーブル150席、計160席/全席禁煙/宿泊客のみ予約可/カード可/サ10% [交通アクセス]地下鉄千代田線ほか日比谷駅A13出口から徒歩1分
京王プラザホテル オールデイダイニング〈樹林〉「オーストラリア産リブロースのステーキ丼」【最寄駅/都庁前駅】
しょうゆベースのタレがかかったお肉はやわらかく、白ご飯とぴったり。手が止まらなくなる美味しさです。
武蔵野の原風景を再現したという窓越しに広がる緑の風景にも、心が癒されますよ。
[住所]東京都新宿区西新宿2-2-1本館2階 [TEL]03-3344-0111(代表) [営業時間]5時~24時(23時半LO) [休日]無休 [座席]テーブル席、計178席/全席禁煙/予約可/カード可/サ10% [アクセス]都営大江戸線都庁前駅B1出口からすぐ、JR山手線ほか新宿駅西口から徒歩5分
オリジナル ”ステーキ コラム”
たまにはゆったりと「旨い」を堪能したい!ホテルで味わう三ツ星贅沢丼
ホテルメイドの贅沢丼に身も心も酔いしれる!
「有名ホテルで味わえる贅沢な肉丼を調査しませんか?」編集武内さんからの依頼に色めき立った。「有名ホテル? 肉? しかも贅沢丼? バンザーイ!」
というわけで、いつもは赤提灯の店でとぐろを巻いている私ライター肥田木奈々が高級ホテルへといざ出動。優雅な(?)調査日記をご覧あれ。
初日は伝統ある帝国ホテル東京へ。噂では本館1階の『パークサイドダイナー』で提供される「牛網焼きとフォワグラの洋風丼」が美味しいらしい。早速、その話を三度の飯よりフォアグラが好きな姉にしたら、案の定、おめかししてちゃっかり付いてきた。ま、いっか。
噂の丼には大きなフォアグラがドンッと鎮座。牛網焼きに負けないボリュームだ。「フォアグラっていってもスンゴクちっちゃいんじゃないのー」なんて眉をひそめていた姉も、ゴクンと音を出して生つばを飲み込んでいる。まったく単純な姉だ。
味わうと、フォアグラはトロンととろけるよう。甘辛ソースをまとった牛フィレ肉も香ばしくて、どちらも焼き加減がさすが!
添えられたきのこのソテーのプリッとした食感も楽しく、パプリカのフライなど脇役もいいお味。値段は丼にしては高めだけど、これだけ高級食材が入っているなら納得だ。姉もご機嫌で帰って行きました。
さらに別の日、「シェラトン都ホテル東京のステーキ丼は美味しいですよ。ラウンジの雰囲気もなかなか良くてねえ……(延々と続く)」という武内さん情報を得てひとりで調査へ。それにしてもいつの間に(誰と)ホテルで贅沢に丼なんて食べてんのか!?ま、それは置いといて。
『ロビーラウンジバンブー』は窓から見える日本庭園が趣ある空間だった。聞けば夜はジャズの生演奏もあるらしい。おっしゃれ~。
「国産牛フィレ肉ステーキ丼」はフォアグラ添えなら+600円。もちろん後者を選択。うほっ、先日の帝国ホテルと負けず劣らず大きなフォアグラだ。ステーキは繊細な肉質で量もたっぷり。今度は夜の生演奏の時にダーリン♡(いないけど)と来たいなあ。
焼き過ぎのステーキにテーブルをひっくり返す!?
某日、Aホテルのステーキ丼にガックリ。肉は完全に焼き過ぎ、ご飯も炊飯器で3時間ぐらい保温してたんじゃないの?って感じのパサパサ(涙)。これで3200円。調査じゃなかったらちゃぶ台、じゃないテーブルひっくり返すかも!
気を取り直して京王プラザホテルの『オールダイニング〈樹林〉』へ。
「オーストラリア産リブロースのステーキ丼」はミディアムレアの焼き加減でホッと安心。タレはシンプルな醤油味だが、刻みワサビが入るなどさりげなく工夫されていた。店内は清潔感があふれ、ホテルならではの接客の良さも満足。
ラスト、昼は別の仕事をこなし、夜になってザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』へ。
「ステーキ丼アボカドとワサビのディップ」を食べてみた。ステーキはサーロインで、適度にサシが入って旨み濃厚。ディップと共に味わえば、まったりとしたコクが加わって奥深い味に変化する。生演奏の音楽が流れるムーディーな雰囲気もいい。
ふと見れば隣はカップル。え?手を取り見つめ合ってるじゃないのーっ。その横で丼に顔をうずめてる私。あーん、武内さんでもいいから連れてくれば良かった。ビールおかわり!
とにもかくにも総論。ホテルの丼はお値段もそこそこしますが、一流の技、サービス、雰囲気が味わえて身も心も贅沢な気分。それも値段のうち? 大事な人や友人と、もちろんひとりでも。たまにはいいですよ!
おわりに
ここまでおすすめステーキ丼をご紹介してきました。あまりの美味しそうな写真に、お腹が空いてきますよね。肉の旨み溢れるステーキをご飯と一緒に頬張れば……顔は緩み、頬は落ちる寸前と、悶絶させられること間違いなし!これ以上の贅沢はないですよね?!ぜひ全店制覇してみてください!
2016年4月号発売時点および2017年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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