アイドル、プロレスラーも居る ハッピーロード大山!
大山駅の南口を出ると、どっちに向かうかしばし迷うが、川越街道へ向かってみる。
途中でなんとなく気になり、左側をヒョイっと見てみると、店先までお客さんでにぎわう店を発見。
呑兵衛の夫のアンテナに引っかかったのは、提灯に『魚猫』と書かれた店。
口開けとほぼ変わらないタイミングだが、すでに満席。
店員さんに携帯の番号を伝えると、席が空いたら電話をくれるのだとか。
よし、その間に数軒先に見える赤提灯で、ちょい呑みするべし。
ここは『鏑屋』。縁起のいい名前だ。
ここにも行列があるが、聞けばみんな、煮込みの持ち帰りとのこと。
名物の串焼きは3本390円の表示だが、ふたりなので3種類2本ずつ焼いてくれるそう。
いろいろ食べられてありがたい。座ったカウンター席の前には煮込みの大鍋が鎮座。
思わず注文した名物「煮込み」(400円)は、豆腐が1丁入って味がしみてる。
七味をかけたが、別料金で辛さもプラスできる模様。いいねぇ!
その後、無事に『魚猫』にも入店。
おまかせ刺盛り5点盛り 980円
写楽 580円
青のり豆腐 380円
「おまかせ刺盛3点盛」(680円)を頼むが、出てきたら5品のっている。
店員さんに聞いたら、入荷次第のサービスなんだそうだが、これはちょっと得したぞ。
さて、いい思いもしたし、すっかりとご機嫌になった私たち。
では、「大山遊座」のほうへ向かおうと踵を返すが、昭和の風情あふれる怪しげな路地を発見。
その路地を抜け、線路沿いに見えたのは、『キリンとラガーまん』。
せっかくなので1杯。ただ置いてある生ビールはラガーじゃないけど。
ちなみに、店名こそラガーマンですが、ご主人はバスケ部だったとか。
人を食ったような面白い店だ。酒もいい。
そして今度こそ「大山遊座」へ。こちらも、脇道にいろいろと店が密集してるが、私も夫も呑みすぎで、酔っ払ってきてしまいました。
残念ですが、今回はこの辺りで、帰路につきたいと思います。
時間が止まった!? 昭和感あふれる大山の隠れ家街
大山駅南口のほど近くに、まるで時代から取り残されたようなディープなスポットがある。思い切って路地を進むと、バーや立ち飲み屋、小料理屋など間口の狭い店が軒を連ねる。にぎやかな話し声が響き、カラオケが聞こえてくる店も。しかしながら、2人とも買い喰い、ちょい呑みで満たされてしまっており、お店に入ることはかなわず。後日のためにとお店を覗くと、どの店も常連さんが多く、一見だと少し入りにくそう。とはいえ、この場所は通り抜けができるので、子供が歩いていたりしてびっくり。あぁ、不思議で楽しい大山の街よ。
今回の記事の店舗情報
もつ焼 鏑屋(最寄駅:大山駅)
「もつ焼 鏑屋」の名物は「串焼き」。モツ類は丁寧に処理されていて美味。
魚猫(最寄駅:大山駅)
魚猫は「毎日来られる店」を目指しているから、驚くほどの高いコスパを誇る。
キリンとラガーまん(最寄駅:大山駅)
キリンとラガーまんは大山駅にある居酒屋。
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