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吉祥寺の白いご飯が美味しいお店、の件

今日は堂々と言わせてもらう。 白飯が大好きだ(キッパリ)。 私は糖質制限と聞くと、絶望感に襲われる……。 まとメシ@脱メタボの太田日向さんには大変申し訳ないが、米を減らすくらいなら、私は痩せなくていい……。 そしてまとメシ@櫻井克彦さん連載第4回「炊飯ジャー」のコラムを読み、衝動買いしそうになった私。 我が家炊きができる炊飯ジャーって! すげえよ! 欲しいよ! と大興奮。 しかし10万円超という価格を3度見して、やっとのことで踏みとどまることができた自分をホメてやりたい。 しかも私は、ご飯は土鍋で炊く派であった……。 危うくそんなことも忘れそうなインパクトだったよ。 櫻井さんは、今度、ご飯がおいしく炊ける土鍋を紹介してください。 (なぜかプチ上から目線&謎の呼びかけ)

イラスト/スタジヲワンツー

「米の炊き方についてのコメントが細かい」と嫌がられる私は、“米は固めに炊いてほしい派”

思えば連載第3回目の南インドカレー。 南インドカレーの何が好きかって米で食べるところが好きだ。 インドライスはパラリとしていて食感が軽いので【インドライス茶碗3杯は、国産米茶碗1杯と同等】という無理やりな公式が私の中に存在……。 ちなみに『まるごと食洞』の店主には「天野さんは、毎回、米の炊き方についてのコメントが細かい」と嫌がられているのであった。 そう、米は基本、固めに炊いてほしい派よ。 そして連載第4回目のお米屋さん『K』のおむすびの具は銀鮭派ね(誰も聞いてないと思うけど)。 さらに連載第11回目の『長男堂』は、お店で出している米&その炊き方が素晴らしいのが好きになった理由である。

米大好き! 糖質上等! 糖質制限ダイエット? 何それ? そんなおっさん女子が、おすすめする吉祥寺の白いご飯の美味しいお店は、新潟カツ丼『T』である。 正直、すごい糖質まみれである……。 『T』のカツ丼は、サックリ揚げたカツレツのような薄いカツが乗っていて、卵や玉ねぎ、出汁を使って煮たり、とじたりはしてなくて、シンプルにタレのみ!  しかも、タレも控えめに使っていて、ごはんがグシャグシャにならず最高! もっと言うと、上に乗せるカツ&タレを見越して、ご飯も固めに炊いてあるのであった。 ちなみにお米は新潟岩船産「こしいぶき」を使用。カツに白飯が負けてないところに好感が持てる&ご飯が美味しく食べられる。 ちなみにメニューはどれも1000円でお釣りがくるお財布に優しい価格設定。 それも好き。

吉祥寺にはこだわりの土鍋ごはんがウリ、とか、米と水にこだわったなんちゃら、みたいな店はけっこうあるんだけど、ウンチク多すぎっていうか……。そのわりに全体的にいまひとつっていうか……。 毎日、普通に食べるものをそんなに気負わなくてもさー、と思う。 まあ、そういう店に限って“ていねいに”とか“いい素材”とか“ひと手間かけて”みたいなことを強調している傾向がありますけど……。 私の心はまったく動かず……。 あっ、でも若い娘さんの心はもしかして動いてるかもね。 なんといっても私は、おっさん女子なんで(笑)。

さらに『T』が素晴らしいのは、なんと秋の新米の季節には『こしいぶき』。 あの新米が普通に出てくるところである。 新米なのにもったいぶったところ一切なし! そんなところも好きだぁぁ!

天野七月/あまのななつき ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
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