【カレー★★★】ダルマ・サーガラ(最寄駅:東銀座駅)
ライター・いからしひろきイチオシ!
「美味しくて体にも優しい疲れた時のかかりつけ食堂」
『ダルマ・サーガラ』のミールスBセット(ベジタリアン) 2000円
こってり油分の多い北インド式に対して、さっぱりと油分控えめの南インド式カレーは食欲がない時でもサラサラっとイケる。特に10種類以上のハーブとスパイスを使った「ラッサム」は滋養スープ。タマリンドの酸味が食欲をそそる。定食の“ミールズ”にすれば野菜もたくさん摂れるのでビタミン補給にうってつけ。そして、辛さが後からくるのも南インド料理の特徴。店を出る時には体じゅうポッカポカで、風邪なんぞ吹き飛んでいる、というわけなのだ。
【カレー★★★】カッチャル バッチャル(最寄駅:新大塚駅)
ライター・菜々山いく子イチオシ!
「日本人によるスパイス料理超人気店の名はダテじゃない!」
『カッチャル バッチャル』の北インド地方の野菜カレー 1000円
カレーをはじめとした料理はすべて、メインとなる具材に合わせ、スパイスを巧みに配合していく。どの皿からもむやみに主張したスパイス感や辛さではなく、スパイスによって引き出された、それぞれの食材自体の魅力が舌に伝わってくる。それが繊細な日本人の味覚によく合うのだ。また、写真の「チーズクルチャ」や「海老の香味焼き」をはじめ、つまみになるメニューも多く揃えているのも酒好きの私にはたまらない。
【カレー★★★】ヴェヌス サウスインディアン ダイニング(最寄駅:錦糸町駅)
編集・和賀かなイチオシ!
「スパイスの香り高さと奥深いコクがあとを引く」
『ヴェヌス サウスインディアン ダイニング』のチキンウプカレー 1000円
なかでも絶品なのが「チキンウプカレー」。強過ぎずマイルドで食べやすく、それでいてスパイスの香り高さと奥深いコクがあと引く。 ビリヤニもまたスパイス感がいい。口に含むほどに噛むほどに、さまざまな香りが駆け巡る。ここのお米料理は見事に軽いのも特長。炒めご飯でもフワッパラッとしている。 これまでスパイス信奉者から引きも切らない人気店を築き上げた経歴を持つシェフ・ヴェヌゴパール氏がホテルで高級料理を作らず敢えて家庭料理を作るのも魅力だ。
【カレー★★★】ナイアガラ(最寄駅:祐天寺駅)
編集・武内慎司イチオシ!
「学生時代から自分へのご褒美はこのカツカレーと決めています」
『ナイアガラ』のカツカレー超特急ゆで卵のせ 1320円
カレーが好き。超辛口が好き。で、とんかつも好き。なのでカツカレーは大好物。そんな僕が学生時代から何かいいこと−彼女ができる、仕事で褒められるなど−があると、自分へのご褒美として食べに行くのがここのカツカレー。超特急は中辛の50倍の辛さだが、スパイスに比例して野菜、果実もたっぷり入るので、まろやかな甘み後辛いという、理想の味。カツもカツ丼に向いた脂が少な目のものをサックリ揚げるのでカレーの邪魔をしない。けど存在感大という魅惑の逸品。学生時代から数え100食以上食べたが、この先も同じくらい食べるのは間違いない。毎日いいことないかなあ。
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