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珍しい地鶏や銘柄鶏が約10種。大阪はキタ、東通りにオープンしたばかりの「炭焼地鶏 近江」は、贅沢にも地鶏の食べ比べができる話題のお店だ。

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全国各地の銘柄鶏を取りそろえた「炭焼地鶏 近江」で地鶏の食べ比べ

珍しい地鶏や銘柄鶏が約10種。
大阪はキタ、東通りにオープンしたばかりの「炭焼地鶏 近江」は、贅沢にも地鶏の食べ比べができる話題のお店だ。
「滋賀の銘柄鶏「近江黒鶏」を軸に「京赤地鶏」(京都)、「プレノワール」(愛知)、「冠地鶏」(大分)、「阿波尾鶏」(徳島)、「伊勢赤鶏」(三重)、「大山がいな鶏」(鳥取)、「宮崎地頭鶏」(宮崎)、「比内地鶏」(秋田)、「大和肉鶏」(奈良)などを提供してます。
そのなかから、常時4種の地鶏を用意しております」(店長)

最初にオーダーしたのは「造り5種盛り合わせ」(1280円)。
「提供後は1秒でも早く!
秒食を推奨している朝引き地鶏のお造りです」とのことで、地鶏は日替わり。
もも、むね、こころ、すなぎも、肝の計5品だった。

1秒でも早くとは、鮮度の関係上「30分以内に食べてほしい」とのこと。
朝引きではないと出せない逸品で、甘醤油とポン酢、塩醤油でそれぞれの部位をお好みで食す。
なるほど、この刺身は魚を上回る旨さや!
ももはトロけ、砂肝の食感は固さが絶妙。
キモはツルンと口の中で踊って、唇で切れる柔らかさ。

お待ちかねの「もも串種食べ比べ」(980円)は、味の違いを感じやすいモモをあえて使用。
食せばその違いがダイレクトに感じられる。
4種それぞれ仕入れによって、その日の銘柄が異なるとか。
続いて注文した近江黒鶏100%の「つくね」(350円)は、このボリュームでこの値段。
味つけは塩とタレを選択、そして卵黄までつく。

なかでも変わった料理が「肝麻婆」(480円)。
四川風の麻婆に、なんと肝を使用した名物メニュー。
ひと口運ぶとピリ辛の味わいに、肝の風味が鼻を通っていく。
思いのほか、麻婆と肝との相性が良くてビックリやん!

焼き鳥というとガヤガヤとした庶民的なカウンターを想像しがちだが、店内は白木を多用した和モダン。
通を気取って地鶏のウンチクを語るには相応しい場所かも!?

■『炭焼地鶏 近江』
[住所]大阪市北区堂山町5-19 ふるさとビル1階
[TEL]06-6364-8400
[営業時間]17時~14時半、17時~23時
[定休日]無休
[アクセス]JR大阪駅 徒歩7分、各線梅田駅 徒歩5分

加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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