ラ・ミニョネット(フレンチ/八重洲)ー「普段着のフレンチ」という言葉がピッタリの店

八重洲エリアをグルメライターが食べ歩いて見つけたおすすめ店。「普段着のフレンチ」という言葉がピッタリの店だ。ソースやフォンなど基本の技術をしっかり守り、手間暇かけて作られた丁寧な料理はどれも長く愛される理由のある“温かさ”に満ちている。

画像ギャラリー

ラ・ミニョネット(最寄駅:東京駅)

華やかさよりも誠実に手間暇かける普段着のフレンチに心の底から満足する
「この店に来たらこれが食べたい、を根付かせたいんです」と店主。そのひとつがオニオングラタンスープだろう。玉ネギを5~6時間かけて炒め、鶏のガラやモミジを使ったブイヨンで作るそれは、信じられないほど甘みとコクが奥深く、熱々をハフハフしながら食べる手が止まらない。牛ほほ肉の煮込みも必食の逸品。付け合わせにオムライスが付く遊び心がうれしく、頬張れば旨さに仰天。そして「また訪れたい」と、心から思ってしまうのだ。

和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みオムライス添え

2600円

赤ワインとフォンドボーで5時間ほど煮込んだ牛ほほ肉はホロッと崩れるほど柔らかい。付け合わせはオムライス。ソースを米に絡めて皿を舐めるように完食する人も多い

オニオングラタンスープ

800円

水分を飛ばし飴色になるまで炒めた玉ネギとバゲットが入る。チーズとバターの風味も加わって、絶品のひと言

海老と野菜のマリネ、人参ムースとコンソメジュレ

980円

ニンジンのムースの上に生のエビと野菜のマリネ、コンソメジュレがたっぷり

お店からの一言

店主 渡部修大さん(右)、スタッフ 小平望さん

「長く愛される飽きの来ない料理を目指してます」

ラ・ミニョネット

[住所]東京都中央区日本橋3-1-15 2階[TEL]03-5542-1601 [営業時間]11時~14時半(14時LO)、18時~23時(22時半LO)※ランチタイム有 [休日]日(日が祝の場合は営で月休) 席26席/全席禁煙/夜は予約可/カード可/サなし、席料500円別 [交通アクセス]JR山手線ほか東京駅八重洲北口から徒歩5分

電話番号 03-5542-1601

2018年1月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

骨太の本格フレンチを自由に楽しむ 東日本橋『mille』に来たなら肉のローストをぜひ!

渡仏中の出会いで伝統洋食の道へ 『ヨーショクヤ リベルマン』は 高級店顔負けの“上等洋食”が気軽に楽しめる

国産そば粉のガレットとクラフトシードル専門店『フルール ド サラザン』!! フランスでの経験が浅草で花開く

ひとりでも気兼ねなく行けるカウンターフレンチ『Etape』 ノンアルで通すなら「和紅茶」も楽しめる

おすすめ記事

ビッグなソーセージをがぶり!【厳選】シャルキュトリーが自慢のビストロ4軒 

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…