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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・神楽坂のフレンチの店『HASABON(ハサボン)』です。

「フレンチでも和食でもない小坂の料理」

皿の上には独創的な世界観が広がっている。ある日の前菜はサンマ×焙じ茶入りクレープの華麗な共演、国産牛のローストは熟成肉×発酵キノコ×自家製レーズンが織り成す旨みの掛け算……いやもう驚きの連続。

ランチコース 6050円(前菜2品・メイン1皿・デザートとお抹茶)

『HASABON(ハサボン)』ランチコース 6050円(前菜2品・メイン1皿・デザートとお抹茶)前菜の一例 網焼き秋刀魚のクレープ 紅芯大根・ミント・柿・菊の花・ピーナッツ 秋刀魚クリーム 軽く炙ったサンマを、肝で作ったクリームを敷き詰めたクレープに巻いていただく。日本茶などティーペアリングも人気

フレンチの手法に和の素材や伝統の発酵技術を加えた構成は、和と洋、古と新のハイブリッドをテーマに日本の“良きもの”を伝えるこの店ならではの食体験だろう。

そんな美味の方程式を導き出すのが小坂シェフだ。フレンチの他に日本料理も学んだ経験を生かし、繊細で季節感あふれる唯一無二の味を組み立てている。ゆえに彼の料理は「フレンチでも和食でもない小坂の料理」と称されるそう。

しかも〆は目の前で点ててくれるお抹茶とは……最後まで粋な演出。お腹も心も満たされる。

『HASABON(ハサボン)』(右)シェフ 小坂考弘さん、マネージャー 岩崎絢太郎さん

シェフの小坂考弘さんとマネージャーの岩崎絢太郎さん「日本文化を伝える茶寮・レストラン・ギャラリーを併設しています」

『HASABON(ハサボン)』

神楽坂『HASABON(ハサボン)』

[住所]東京都新宿区横寺町30 神楽坂茶ノ木テラス101
[電話]03-6427-5448
[営業時間]火:17時~23時(21時LO)、水・木:11時半~15時(14時LO)、17時~23時(21時LO)、土・日・祝:11時半~23時(ランチ14時LO、ディナー21時LO)
[休日]月・月1回火が不定休
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅1a出口から徒歩2分

■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港

『おとなの週末』2025年4月号

撮影/西崎進也、取材/肥田木奈々
※2024年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【厳選】本当にうまい《個性派立ち飲み店》3軒!大井町、門前仲町に行ったら寄らなきゃ損!」では、覆面調査隊が和をベースに創作あり、名物ありで、若者も集う東京の大井町・門前仲町エリアの個性派店を実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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