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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草のガレットと国産クラフトシードル専門店『フルール ド サラザン』です。

浅草生まれの日本のガレットで「蕎麦」を堪能

まずは見た目に美しい。ひと切れを口に含めば、蕎麦のふくよかな香りが生ハム、卵とチーズを包み込み、調和する。店主の玉越幸雄さんは、ガレットの本場フランス・ブルターニュのガレット専門店でキッチン責任者を5年間務めた。

「何より学んだことは、フランス人が自国の食材をすごく愛しているということでした」。ひるがえって日本はどうか、と考えた。そして「国産の蕎麦粉とリンゴで作る、ガレットとシードルの店を開こう」と決めたのだ。

平日ランチ 黒 1580円

『フルール ド サラザン』平日ランチ 黒 1580円 (左奥)新玉ねぎの冷製スープ、(手前)黒ガレット(タマゴ、チーズ、生ハム)、ミニサラダ(+180円)シードル ランチに付くスープもすばらしい味わい。シードルはリンゴジュース、またはそば茶に変更可

土日祝日ランチ サラザン 2980円

『フルール ド サラザン』(左奥から)黒ガレット(タマゴ、チーズ、ハム、シイタケ、とろろ昆布)、ポテサラザン、白ガレット(あんペースト、北海道発酵バター、牛乳のアイス)シードル 土日祝ランチは卵やチーズを使った「黒ガレット」と、あんペーストや発酵バター使用「白ガレット」のセット。「黒」は全粒粉、「白」は実の中心部、いわゆる「さらしな」と使い分ける。「黒ガレット」に蕎麦ツユをつけて食べるとまた違ったおいしさが楽しめる

国産の高品質の蕎麦粉を店内の石臼で挽く。とろろ昆布を使ったり、蕎麦ツユをつけて食べる。それは、蕎麦の繊細さを味わう「日本のガレット」だ。桜エビ、ホタルイカ、アユなど季節ごとの素材をつかったガレットも楽しみたい。

『フルール ド サラザン』

東京・浅草『フルール ド サラザン』

[住所]東京都台東区西浅草2-14-2 インパレス1 1階
[電話]03-6876-1851
[営業時間]11時45分~14時LO、17時45分~22時LO
[休日]不定休(公式インスタグラムで告知。ID:@fleurdesarrasin)
[交通]地下鉄銀座線田原町駅3番出口から徒歩5分

▶おとなの週末2024年2月号は「欲望のラーメン」

2024年2月号

撮影/西崎進也、取材/本郷明美
※2023年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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