希少部位の焼鳥コースに追加で シメは超濃厚〝キンカン〞TKG
希鳥の卵かけご飯[恵比寿]
今、波にのる新進気鋭の焼鳥店だ。使用するのは、自社農場で通常よりも長い日数をかけて放し飼いした“みやざき地じどっこ頭鶏”。弾力あふれる肉質から、噛むほどにジューシーなコクと旨みがあふれ出す。初めてならば、“おまた”や“えんがわ”などの希少部位も楽しめる、「焼鳥コース」がイチオシだ。
シメに食べたいのはもちろんTKG。カラスミやトリュフといった高級食材のトッピングもさることながら、唯一無二ともいえるのが、卵の替わりに生の“キンカン”をのせること。焼鳥専用フォークの先端で膜をプチッと破り、ご飯にまぶせば、卵黄よりもさらに濃厚なコクと甘みが広がる、まさに究極の逸品。このキンカンの仕入れ数に限りがあることから、メニューに載らないこともある貴重な1杯なのだ。予約時に注文しておくのを忘れずに。
すりおろしたカラスミを贅沢に振りかけている。キンカンとカラスミのコクが合わさり相乗効果で濃厚な旨みが口いっぱいに広がる。濃い口の福岡・ミツル醤油が抜群の相性だ。
たまご みやざき地頭鶏キンカン、ご飯 長野県産謙太郎米、具 トリュフ&カラスミ、タレ 福岡県ミツル醤油
目の前でスライスしてくれるトリュフは深い香りが満点! キンカンの旨みをトコトン引き立ててくれる。
[酒]ビ生756円 焼グラス734円〜、ボトルなし ワグラス810円〜、ボトル3456円〜 日なし [その他のメニュー]おまかせコース4104円、長芋の醤油漬け378円、皮の生姜煮486円、えんがわポン酢486円、最上鴨炙りユッケ1296円、麻婆白子972円、トリュフオムレツ1296円、柚子塩らーめん648円など
口どけチーズに 濃厚卵のコクが絡み合う!TKG!
銀座 しまだの卵かけご飯[銀座]
伊勢エビ、ズワイガニ、黒毛和牛……、極めつきの食材を使った、高級割烹顔負けの料理が自慢の銀座を代表する立ち飲みの名店だ。言わずと知れた名物が「からすみソバ」。まったりとした味わいの中に、キリリとした二八のコシが活きている。さらに隠れた人気メニューがもう1品。それが、まるで淡雪のようなパルミジャーノをたっぷりまとったTKGだ。熱々を食せば、チーズと卵が米ひと粒ひと粒に絡まり、とびきり濃厚なコクが押し寄せる。その味わいはまるでチーズリゾット!? シメに注文したハズが、これをつまみに最後の1杯。ワインはもちろん、日本酒にもベストマッチの逸品だ。
チーズの持つ熟成された塩気が卵黄のコクをさらにアップ。ダシ醤油をたらせば、味わいが洋風から和風へ一気に変化するのも面白い。
たまご 国産、ご飯 コシヒカリ、具 パルミジャーノ、タレ 香川県産ダシ醤油
[酒]ビ生500円〜 焼グラス500円、ボトルなし ワグラス800円〜、ボトル4800円〜 日1合700円〜 [その他のメニュー]春野菜のおひたし800円、雲丹の伊勢海老ジュレがけ1600円、鴨ネギの小鍋1400円、ポテサラ500円、きんぴら500円、うるめいわし500円など
人気ラーメン店入魂のTKG!
MENSHOの卵かけご飯[護国寺]
頂上に輝くような卵黄をのせたインパクト大の見た目は、TKG 界のダイヤモンド富士! “Farm to Bowl”をテーマに掲げ、生産者の想いを詰め込んだ、純国産ラーメンを打ち出す人気店のサイドメニューだ。圧巻は岩手鴨のチャーシューをたっぷり混ぜ込んだ「鴨ごはん」。山肌を覆うのは粉砕した海苔で、鴨の旨みと共に磯の香りがぐんぐん広がる。途中でスポイトのオレンジ×柚子のブレンド果汁をたらせば、爽やかな酸味がアクセントになり、その表情はガラリと一変。どっしりとしたコクとふくよかな甘みを持つ、岡山県の養鶏場から取り寄せる卵の旨さがひときわ存在感を放っている。
卵黄のコク、鴨の旨み、海苔の香り、果汁の酸味が口の中で複雑に絡まり合う、まさに逸品だ。
たまご 岡山県産、ご飯 コシヒカリ、具 鴨チャーシュー、焼きネギ、タレ 醤油ダレ
チャーシューのタレで味付けしたご飯に、香り高いすりゴマをまとわせ、卵黄をオン。シンプルに卵の旨さを味わうならコレ!
[酒]ビ小瓶500円 焼なし ワなし 日なし [その他のメニュー]醤油らーめん900円、挽きたて小麦つけめん1000円、ヴィーガン担々麺900円、鶏漬丼300円など
TKG好きにはまさに天国!
喜三郎農場の卵かけご飯[千石]
ブランド卵の食べ比べ―。TKG好きならば誰しもが心くすぐられるハズ。それを実現できるのが写真の「たまごかけごはん御膳」だ。卵のソムリエ、通称“タマリエ”の資格を持つ店主・髙木さんが全国を食べ歩いて厳選した新鮮卵の食べ放題が付く。ラインナップは濃厚な甘みとコクを持つ群馬県産「ゆうやけ卵」や、南米原産の鶏の卵「アローカナ」、高知県・馬路村産の柚子をエサに育った爽やかな香りの「ゆずたま」など全8種類。それぞれに異なる味わいと香りをテイスティングするがごとくに楽しめる。ご飯が足りない? ならばどちらも食べ放題の「TKGおおまくれ御膳」(1200円)をどうぞ!
定食はサラダ、味噌汁、お新香付き。さらに写真の明太子のほか、しらすや大葉の千切り、柚子胡椒などから好みのTKGトッピングを1種類チョイス。
たまご 群馬県産ゆうやけ卵など、ご飯 千葉県産コシヒカリ、具 明太子など、タレ たまごにかけるお醤油など
[酒]ビ生500円 焼グラス430円〜、ボトル1800円〜 ワグラス430円、ボトル3000円〜 日グラス430円〜、1合580円〜 [その他のメニュー]地鶏の夕焼け親子丼特上定食1050円、甲州とりもつ煮定食950円 夜喜三郎風から揚げ650円、たまごふわふわ鍋950円など
明太子×たまごの絶品コラボ!
FUKUTARO CAFE&STORE 福太郎のめんたいボウル[糀谷駅]
明太子おかわり自由”そんなパワーワードに誘われて、東京のはずれまでやってきた。ここは福岡で創業から百余年続く「山口油屋福太郎」の関東唯一の直営店だ。
2杯目まで無料のご飯をおかわりし今度は生卵を割り入れる。鶏卵と魚卵が丼の中で出合ったキセキに感謝! この旨さにつくづくニッポン人で良かったと思うのだ。
KGは九州産の醤油や胡麻油で食したい。また自社製のふりかけ2種もお好みでどうぞ!
わざわざ食べに行く価値あり贅沢TKG
【閉店】うに屋のあまごころの卵かけご飯[東京駅]
ウニと卵のキセキのコラボレーション! 昭和28年に長崎県・壱岐島で創業した、老舗ウニ専門店発の1杯だ。ウマさの秘密、それはご飯にあり。練りウニと和風ダシでふっくら炊き込んでから、仕上げに蒸しウニをたっぷりまぶし、バターと黒胡椒で香り高く仕上げている。卵を落としてから、トッピングの生ウニを豪快に混ぜれば、磯の香りとリッチなコクがタッグを組んで口いっぱいに広がっていく。ピリッと利かせた黒胡椒が絶妙のアクセントとなり、ひと口目から最後まで、無我夢中でかき込んでしまうこと間違いなし!
さらに贅沢に味わいたいなら、追加料金で生ウニの増量も可能だ。チリ産などの海外産、国内産と品種と産地の異なる3種類を季節に合わせて用意(10g270円~)しているので、好みのウニをチョイスし、思う存分乗せて自分だけのTKGを楽しむのもいいだろう。
生ウニ、蒸しウニ、練りウニを使った風味豊かなご飯のなかにも、濃厚なコクの卵がしっかりと存在感を発揮している。
たまご 国産、ご飯 国産、具 チリ産生ウニ、タレ 醤油
[酒]ビ生648円 焼グラス432円〜、ボトル2484円〜 ワグラス540円〜、ボトル2700円〜 日1合648円〜 [その他のメニュー]板うに定食1814円(ランチは1706円)、粒粒うに味比べ定食1706円(ランチは1598円) 夜じっくり炊くうに釜飯1944円、うにと帆立の和風カルパッチョ1058円、うに塩ポテトフライ626円、うにのガーリックトースト950円など
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