2019年夏、今年は豚を食べようと決意したおっさん女子。 そして当然の流れかもしれないが、カレーも豚だよ! というワケで、吉祥寺で食べる豚カレーを、独断でおすすめしてみることにしました。すべての夏バテしている人に捧げます……。
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2019年夏、今年は豚を食べようと決意したおっさん女子であった(連載105回参照)。
そして当然の流れかもしれないが、カレーも豚だよ!
というワケで、吉祥寺で食べる豚カレーを、独断でおすすめしてみることにしました。
すべての夏バテしている人に捧げます……。
イラスト/小豆だるま
1軒目は吉祥寺の王道「豚カレー」が食せる『M蔵』!
まずね、吉祥寺の王道豚カレーといえば、『M蔵』ですよ。
ここのポークカレーは美味しいです。
おっさん女子的には、豚か、きのこか、っていう感じ。
いずれにしても私はゆで卵をトッピングする派。
実は大昔、ここのオーナーさんに取材したことがあったのですが……。
以下、その時に聞いた話。
オーナーさんが、電車に乗っていたら女の子2人組が“ねぇ、M蔵のカレーのニオイがしない?”と言い出し、“エッ? ウソ!”と思っていたら、もう一人の女の子が“そう?”と反応し、ひとしきりM蔵のカレー話になったらしい(笑)。
オーナーは、ウレシイのと恥ずかしいのと、いろんな気持ちが渦巻いた……と語っておりました。
この電車の女子は『M蔵』のカレーを相当食べていると思われますな(笑)。
でも私相当食べてるけどね。
たださ、人気店なので、本当に混んでるよね。
開店前からの、あの行列はどうにかならないのでしょうか??
中辛でおいしいポークカレーを出す『L』の限定ポークビンダルー!
そして連載19回&26回で紹介した『L』。
ここのポークカレーは、欧風の中辛で美味しいです。
しかしですね、6月くらいからメニューにポークビンダルー(超訳:南インドのゴア地方の豚のマリネのスッパ美味しいカレー)があるんですよ(定番ではない模様)。
絶対、食べるだろ、これ!
超美味しいの!
でもけっこう売り切れちゃうみたい。
地元民&『L』ファンは、この夏に絶対食べて!
マジ食べて!
ポークビンダルー!
覚えて!
ポークビンダルー!
ガッツリ系万歳の大食い男子は「ザ・昭和」っぽいカツカレーを激オシ!
しかし『M蔵』も『L』も、ガッツリ系万歳の胃袋にはちょっと量的になぁ、と思っている男子!
5月末に駅近のパークロードにオープンした、山梨に本店がある『Gカレー』の『三元豚カツカレー』激押ししようと思ったら……。
なんと2ヵ月で閉店してしまいました……。
ちなみに神田店も閉店だって!
東京から全面撤退なんですな。
まあ、お店の窓からココイチの看板が見えていたっていうのが、すでに不吉だったけど……(苦笑)。
カレーは美味しかったし、唐揚げも美味しかったし、カレー塩というオリジナル調味料もイケてたのに残念。
そこで、気を取り直しておすすめするのは、コピス吉祥寺に入っている老舗洋食屋『ら〇〇〇る』だ。
ここは、あのマツコも食べた和風オムライスが人気なんだけど、カツカレーもイケるのよ。
お味は欧風カレーで、マッシュルームがたくさん入っていて、そこにカツがドーン!
昭和のカツカレーっていう感じで、好感が持てます。
カツも、ジューシー&柔らかくてスプーンで切れます。
ちなみに激辛、大盛は有料オプションで可能だ。
ちなみに『ら〇〇〇る』は、夏は店全体が豚推しです。
ブランド豚の山形豚を推していて、『薄切りポークの激辛煮込み』とか『ポークと野菜のガーリック炒め』など、季節限定の豚メニューがあるので、こちらもおすすめ(時期によってメニューは変わると思いますが)。
どうでしょう、カレーも豚!
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。
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